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昨今、ますます人気の〈日本ワイン〉。その生まれの地であるワイナリーはなにせ国内なので、小旅行感覚で足を運ぶことも可能。今回は、山梨のワイナリーを見学してきました。美しく広がる畑の眺望を愛でながらワインを味わえば、きっともっとワインを好きになりますよ。

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圧巻の眺望と広さ、ワイナリーの魅力まるごと体感!『サントリー登美の丘ワイナリー』@山梨

ワイン畑行ったことある?なければ最初はぜひここがおすすめ、『サントリー登美の丘ワイナリー』のワイナリーツアーだ。約150haという敷地に約50区画ものブドウ畑が広がる中を、ていねいな解説付きで巡るうちに、きっとワインがもっと愛しく、そしてとっても飲みたくなる。

有料のツアーは各種コースあるが、今回選んだのは、ブドウ畑も熟成庫も巡り、解説付きのワインテイスティングも楽しめる“フル”バージョンの「FROM FARMワイナリーツアー」だ。

場内は広いのでバスに乗り込んで移動。まずはワイナリーで最も高い標高約600メートルの眺望台から畑を見下ろす。遠方には南アルプスや富士山も見え、気持ちいい~。

『サントリー 登美の丘ワイナリー』富士見テラス前に広がる「見学用ぶどう畑」では、多数のブドウ品種の樹をまぢかに見学することができる

そしてその足でブドウ畑に向かう。畑に足を踏み入れると思ったより土はふかふか。ガイドさんが、ブドウの種類や畑ごとの違い、手入れの仕方まで解説してくれる。お~、おいしいブドウに育ってね。

『サントリー 登美の丘ワイナリー』秋には写真のように色づく甲州ブドウ

山をくり抜いて作られた歴史のある熟成庫も雰囲気抜群。中に入ると少しひんやりしていい香りが漂っている。瓶熟成庫には数千本ものワインも現在進行形で眠っている。

『サントリー 登美の丘ワイナリー』熟成庫の中にはフレンチオーク樽に入ったワインが静かに眠る

お待ちかねのワインテイスティングは希少な貴腐ワインを含む4種類。世界の鑑評会受賞歴もある白の甲州ワイン。数多くの品種が使われた赤、「時のかさね」もいい。ペアリングまで丁寧な解説付きだ。

『サントリー 登美の丘ワイナリー』世界的なコンクールで金賞を取った「登美の丘 甲州2022」と、複数のヴィンテージの原酒を“かさね”て造るという「登美の丘 赤 時のかさね」。今回のテイスティングの一部

深呼吸したくなる気持ちよさとワインの楽しさを満喫。季節を変えてまた行きたい!!

『サントリー 登美の丘ワイナリー』栽培担当 潮上史生さん

栽培担当:潮上史生さん「登美の丘ワイナリーの魅力は、さまざまな特長を持つ畑で、個性豊かな原料ブドウを栽培していることです。それぞれのブドウの特長を、造り手が最大限に引き出すことで、最高のワイン品質を追求しています」

『サントリー 登美の丘ワイナリー』雰囲気のあるワインショップ

[施設名]『サントリー登美の丘ワイナリー』
[住所]山梨県甲府市大袋2786
[電話]0551-28-7311
[営業時間]10時~17時(最終入場16時半)
[休日]水、年末年始、その他休業あり
[交通]JR甲府駅から無料シャトルバス(金・土・日・祝運行※詳細はhpを参照)利用で約30分、塩崎駅からタクシーで約13分、竜王駅からタクシーで約15分
※ワイナリーツアーは予約制(有料)。各種コースがあるので予約他詳細はhpを参照。
[HP]www.suntory.co.jp/factory/tominooka/

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多品種が興味深いブドウ畑に歴史的な発酵槽も『ルミエールワイナリー』@山梨
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おとなの週末Web編集部
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