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江戸時代には、広大な武家屋敷が立ち並んでいた浜町。この街の魅力はなんといっても新旧の文化の混在だ。端正な日本料理はもちろん、実力派の洋食まで、知れば知るほど虜になること間違いなし!

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街の隠れ家…割烹で春満開の一皿に誘われて杯を傾ける『浜町 ふじ田』

「あ、春が来た」。

運ばれてきたひと皿を覗き込んで、思わず小さな声が漏れた。タラの芽にアスパラ、筍、そして淡い紅色の桜海老。中央に品よく佇むのは、関西で親しまれる「うすい豆」を使った饅頭だ。

目にも美しい皿は、湯気とともに、ふわりと春の香りを運んでくる。

うすい豆と桜海老のまんじゅう770円、日本酒(一合)880円~

『浜町 ふじ田』(手前)うすい豆と桜海老のまんじゅう 770円 (奥)日本酒(一合) 880円~ 春に旬を迎える、うすい豆のまんじゅうはほのかな甘さ。香りのいい生わかめのあんかけをかけて

包丁を握る店主の藤田昌紀さんは、大阪の割烹を皮切りに、九州の旅館や東京の日本料理店で研鑽を積んだ実力派。品書きに並ぶ料理はどれも日本料理の仕事が宿る端正な姿。でも、肩肘張らない価格設定は普段使いにもぴったり。

ここは明治座からほど近い路地に隠れた、地元ご用達の一軒。風格ある建物は、人形町の老舗「よし梅」の元支店だったという。その奥ゆかしい空間で、浜町の夜を静かに過ごす、大人のための、普段着の特等席だ。

『浜町 ふじ田』店主 (右)藤田昌紀さん、(左)希代美さん

店主:藤田昌紀さん、希代美さん「4月には女将の実家の裏山から摘んだ山菜も登場しますよ」

『浜町 ふじ田』

[店名]『浜町 ふじ田』
[住所]東京都中央区日本橋浜町2-34-3
[電話]03-5695-6501
[営業時間]11時半〜13時半LO、17時半〜21時LO、土:17時半〜21時LO
[休日]日、月、祝
[交通]都営新宿線浜町駅A1出口より徒歩約1分

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この街のとっておきで主役級の天ぷらと至福の蕎麦を『浜町かねこ』
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