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夏といえば、やっぱりここ江ノ島。例年多くの人でごった返す、夏の聖地だ。その江ノ島で唯一のブルワリーの一杯を求めて、ぶらり訪れてみれば、降り注ぐ太陽を肴に爽快で味わい深いおいしさに出合える。この夏の小旅行にいかがですか?

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ここだけの味を求めて江の島唯一の醸造所へ

湘南の海で波に挑むサーファーたちを横目に見ながら、上陸したのは江の島。

海風に誘われ、にぎわう江の島弁財天仲見世通りを避け、ヨットハーバーへ向かう道を裏路地に入ると、先ほどの喧騒はどこへやら。住宅街に民宿や釣り具屋がぽつりぽつりと現れたりして、そこに小さな醸造所があるなんて誰が思うだろう。

観光客でごった返す仲見世通りに入らず、左手に進む

そう、ここは島内唯一のブルワリー。古民家を改装した醸造所とタップルームが隣り合い、なんともいい味を出している。外にはテラス席に加え、立ち飲みテーブルが用意され、ゆるやかな島のムードとビールに身を委ねたくなる空気感がいい。

タコスカルニータス<ポーク>1000円(2P)、フリットミストシーフード&ベジタブルミックス1500円

『AMATERASU醸造所』(手前)タコスカルニータス<ポーク> 1000円(2P) (奥)フリットミストシーフード&ベジタブルミックス 1500円 ハラペーニョの爽やかな辛さを効かせたタコス。フリットは鮭やタラ、いんげんなど季節により内容が変わる。ビールが進んで仕方ない!

湘南在住のオーナーが醸造所を開設したのは2年前。店を覗けば、奥にタップが並んでいて、思わず喉が鳴る。

「誰が訪れても好きな一杯が見つかるように」と、自家醸造するビールは多彩で、4~8%と度数も幅広い。

『AMATERASU醸造所』ガラス越しに見えるタンクは500Lが5基。仕込みは月4~5回、味見は毎日行うそう

IPA、セゾン、ペールエールの定番3種と、フルーツビールやチャレンジングに造られる期間限定も含め常時8種。いずれもできたてのフレッシュな味なのだから、たまらない!

まず選んだ「SURF BLUE」はアメリカホップ由来の清々しい香りと苦みにグラッシーなニュアンスが心地よし。「S.S.S」は柑橘系の爽快な風味でクイクイ飲めてしまう。ソフトタコスやフリットなどフードとの相性も抜群で、杯が進まないわけはない。

SURF BLUE(Pale Ale)480ml:1400円、S.S.S(SaSSion ipa)480ml:1400円

『AMATERASU醸造所』(左)SURF BLUE(Pale Ale)480ml 1400円、S.S.S(SaSSion ipa)480ml 1400円 ジャパン・グレートビア・アワーズ2026を受賞した同店の看板ビール「SURF BLUE」、軽めのIPA「S.S.S」ともに海がよく似合う。仕込みのたびに改良を重ね、味わいはアップデートしていく

すっかりいい気分になり、路地に迷い込む観光客を眺めつつ、もう1杯。テイクアウトもできるから、ビール片手に島内を散歩したり、海沿いのベンチや芝生で気ままに飲むのも楽しい。

初夏の昼下がり、ああ、心がほどけていく。

『AMATERASU醸造所』醸造長 福田晃弘さん

醸造長:福田晃弘さん「自家醸造だからいろんな味わいに挑戦しています」

『AMATERASU醸造所』観光客でごった返す仲見世通りに入らず、左手に進む

『AMATERASU醸造所』@江の島

[店名]『AMATERASU醸造所』
[住所]神奈川県藤沢市江の島1-7-3
[電話]0466-53-7705
[営業時間]12時~18時
[休日]不定休(Instagramを要確認)
[交通]小田急線片瀬江ノ島駅から徒歩17分、江ノ電江ノ島駅から徒歩21分

撮影/西崎進也、取材/飯田かおる

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

※画像ギャラリーでは、神奈川・江の島唯一のブルワリーの画像をご覧いただけます

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