市場には出回らないタンク100本分から取り出した貯蔵原酒を味わえる、しかも品評会用の原酒まで-そんな貴重な機会が、新潟・長岡で2日間だけ開かれる。しかも主催者はあの「久保田」「朝日山」「洗心」を醸す朝日酒造。昨年には申し込みの受付開始から3日で定員800名が満員となった人気イベントが2026年8月29日と30日に開催。申し込みは7月1日10時から可能だ。
酒蔵の伝統行事「呑切り」を一般客が体験できる、年に一度の機会
イベントのもとになっているのは、「呑切り(はつのみきり)」と呼ばれる酒蔵ならではの伝統行事。貯蔵タンクの呑口から少量の酒を取り出し、香りや味、色の変化を確認するもので、日本酒の「健康診断」ともいわれる。杜氏や蔵人にとっては、自分たちが仕込んだ酒が無事に育っているかを貯蔵後はじめて確かめる緊張感ある機会で、成功を確認してほっと胸をなでおろす瞬間でもあるという。
「貯蔵原酒100本のきき酒会」は2015年に初開催し、今年で8回目。その人気は年々高まっており、昨年は800名の募集に対し、募集開始から3日で定員に達した。今回も定員は800名で、8月29日と30日にそれぞれ午前の部(10時30分〜12時、受付10時〜)と午後の部(14時〜15時30分、受付13時30分〜)に200名ずつ、1日あたり400名を先着順で募集。参加費はお土産付きで1500円(税込)。
タンクごとに異なる酒質や熟成度合いを飲み比べられるのはもちろん、市場には出回らない品評会用の原酒も特別に味わえるのが、この会ならではの魅力。応募期間は7月1日から8月10日までだが、昨年の人気ぶりを考えれば参加を希望の場合は早めに申し込むのが吉だろう。
