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立ち食いそば店の中には、麺づくりのプロである製麺会社が自ら営む店があります。工場から届く新鮮な麺を、手頃な価格で味わえるのが直営店ならではの醍醐味です。

店によっては、そばやうどんはもちろん、ひもかわ、細うどん、ラーメンなど多彩な麺が勢ぞろい。コシ、喉ごし、香り――長年培った製麺技術が、一杯の中に凝縮されています。

今回は、東京で出会える製麺会社直営の立ち食いそば店を3軒厳選。老舗の滋味深い一杯から、彩り豊かな冷やしそばまで、麺の個性が光る名物をご紹介します。

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肉厚しいたけの旨みが染み出す絶品「しいたけそば」―馬喰横山『みまつ』

まずご紹介したいのは、馬喰横山の『みまつ』。東京都荒川区の製麺会社・三松屋食品が営む、街の胃袋を支える立ち食いそば店です。昼どきには注文カウンターの前に近隣で働く人たちが列をつくり、手早く一杯をすすっていく姿が見られます。

場所は都営新宿線「馬喰横山駅」のA3番出口を出て、目の前の清洲橋通りを渡ってすぐ。白の暖簾と看板が目印です

洗い込まれた真っ白な暖簾をくぐると、左右の壁沿いに立ち食いカウンターが延びる、潔いほどシンプルな空間。店内に流れるラジオの音も相まって、昔ながらの立ち食いそば店らしい風情に包まれます。

ここでぜひ味わいたいのが「しいたけそば」(700円)。そばの上には、直径6~7センチほどもある肉厚なしいたけが2個半。天ぷらではなく、甘辛くじっくり煮たしいたけをのせるのが『みまつ』流です。

肉厚のしいたけをのせた、名物「しいたけそば」(700円)

やや甘めのつゆに、平打ちでコシのあるそばがよくなじみます。しいたけを噛めば、含ませた煮汁とうまみがじゅわり。食べ進めるほどに煮汁がつゆへ溶け出し、肉厚な身の風味が重なっていく。そんな味の移ろいまで楽しめる、唯一無二の一杯です。

もう一つの人気メニューが「ラーメン」(600円)。澄んだ醤油スープの懐かしい味を求めて、のれんをくぐる常連も少なくありません。気負わず毎日でも食べたくなる、体にすっと染み渡る一杯です。

[店名]みまつ
[住所]東京都中央区東日本橋3-5-9
[営業時間]6:30~14:00(月~金)
[休日]土・日・祝日
[交通]都営地下鉄新宿線「馬喰横山駅」から徒歩1分

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工場直送の茹でたて麺!彩りも華やかな「冷やしきつねそば」―橋場『めん処 おばた』
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シュウスケ
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