五反田に降り立つとひょいと寄りたくなる店がある。戦後間もない1947年創業。界隈でも最も古い、広東料理「亜細亜」。とはいえ、特段古びた感じではない。黒を基調に使い込まれた調度に味はあるものの、清潔感があってきびきびした空気感。そして、食べたくなるのは親子3代受け継がれてきたその味だ。亜細亜 (アジア)[交]JR五反田駅
画像ギャラリー廣東料理亜細亜(最寄駅:五反田駅)
「先々代からの作り方を引き継いで、余計な調味料は使わないから割とシンプル」とは、3代目の劉裕光さん。変わらぬ味を求めて、彼の生まれる前からのお客さんやお孫さんも訪れる。 全体に軽やかで、素材の味が素直に引き立つ。なおかつ酢豚の揚げ方も甘酢も、さり気ないところの加減が絶妙で、小細工のないシンプルな旨さの奥深さに気付かされる。なんとも楽しくなる、昭和の味なのだ。
酢豚
2000円
シュウマイ(4個)
500円
青島ビール
550円
牡蠣の天ぷら
1800円
五目焼きそば
1000円
廣東料理亜細亜
電話番号 03-3441-7824
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