安くて旨いは当たり前 打率の高さを実感!
博多を訪れたのは、私、編集の戎誠輝。福岡空港から地下鉄でわずか6分、JR博多駅に到着した。
これだけ近いなら帰りもギリギリまで飲めるとほくそ笑む。そんな私を迎えたのが、福岡グルメに詳しいカメラマンの松隈直樹さん。
彼に連れられ、駅直結の『住吉酒販』へ。
「九州の酒と食」をテーマに、九州の日本酒をはじめ、焼酎・ワイン・ビールやリキュールなどのお酒と厳選した食品を販売する。酒器や皿も揃えたお店の奥にあるのが、長テーブル。
初回から日本酒4種飲み比べの洗礼を受ける。つまみも美味しく酒が進むが、夜は長いので我慢。
博多駅は昨年4月に商業施設「KITTE」と「JRJPビル」がオープン。中洲、天神に次ぐショッピングエリアになったそう。
飲み屋が集合する「駅から二百歩横丁」は、お盆時期もあってか、どこも満席。それも納得。単価が安い。
安いといえば、今回の紹介店以外で驚いたのが『炉端・デ・ニーロ』。大盛りスパーリングワインと前菜盛り合わせ(2人前)でひとり1000円。
や、安い。ここも満席だった。次はココ! と鷹打線の如く店を猛打する松隈ツアー。宿に戻ったら丑三つ時だった。ウプッ。
翌日、うどん好きとして行っておかねばと、ひとり博多駅近くの宿から中洲を目指して歩く。といっても移動時間は約20分。
この街は移動しやすい。目指す店は『かろのうろん』。福岡で現存する最古のお店だそう。
注文した「ごぼ天うどん」は、澄んだダシと絡んだ博多特有の柔らかいうどんがつるっと入る。昆布ベースのダシを吸ったごぼ天の旨いこと旨いこと。安定感にホッとした。
松隈ツアーを再開。氏がイチオシの『橙』で昼から水炊きをいただき、満たされた状態で『二○加屋長介』でうどん〆。
博多 水炊き専門 橙
昼夜ともに予約がなかなかとれない人気店。福岡県近郊の新鮮な鶏をまるごと仕入れ、店舗で捌いて使用している。※ランチタイム有
二◯加屋長介
多くの客で賑わう人気うどん居酒屋。専門店よりも高いクオリティを誇るうどんは、博多と讃岐の中間をいく、つるもち麺。※ランチタイム有
急いで、博多空港へ向かう。空港では森伊蔵が一杯700円で飲めるのを見つけたが華麗にスルー。
もう胃と肝臓が限界です。
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