東京でコスパ最高の天ぷらの名店!目の前で揚げる!おすすめ6選

東京都内の天ぷら店をグルメライターが食べ歩いて見つけたおすすめ店。気軽に「天ぷら」に行けたら、うれしいですよね。今回は、一つひとつ丁寧に目の前で揚げてくれ、なおかつ懐に優しい店を中心に美味でお値うちな東京都内の天ぷら店を6店ご紹介。

画像ギャラリー

はじめに

サクサクとした食感の天ぷらはお酒のおつまみとしてちょっとつまむも良し、かき揚げ定食などでガッツリ食べるも良しで臨機応変に楽しめるのが特徴です。上質な油、サクサクと舌ざわりのよい衣、厳選された野菜や魚介類など旬の素材。それらを一つ一つ、職人が目の前で丁寧に揚げてくれるのは大人でもワクワクしますね。都内に多数あるお店の中から、食べ歩きを重ね舌の肥えたグルメが選んだ優良店をご紹介。ぜひ参考にしてください。

魚ふじ(最寄駅:神保町駅)

写真:『魚ふじ』の 盛り合わせの一部(巻えび、アスパラ、きす) 4000円

魚ふじ
天ぷらを肴にお酒が飲みたい方におすすめなのが、職人が丁寧に作る「盛り合わせ」。巻えび、アスパラ、きすなど厳選された旬の素材とお酒は最高の組み合わせです。ネタは江戸前にこだわり、市場から直接買い付けを行っています。店内は車いすのお客様も入りやすいバリアフリー。カウンターには空気口を設けてエアーカーテンをつくり臭いを気にせずに食事ができるよう配慮されています。現在の店主は4代目で、東京都内の老舗天ぷら店です。

[住所]東京都千代田区神田小川町3-1-19
[TEL]03-3291-5327
[営]11時半~14時、17時~22時半(21時LO)
[休]土・日・祝(土・祝は営業可、応相談)
[席]カウンター10席、個室2室、計24席/喫煙可、予約時に応相談/予約可/カード可/夜サ10%、お通し代なし
[交]地下鉄半蔵門線ほか神保町駅A7出口から徒歩5分

神保町の路地に清潔な暖簾が翻る。こちらは現在の店主木口和浩さんで4代目となる老舗天ぷら店だ。※ランチタイム有

てんぷら 矢吹(最寄駅:高井戸駅)

写真:『てんぷら 矢吹』の 梅の一部(穴子、ブロッコリー、海老、椎茸、かき揚げ丼、赤だし)4800円

てんぷら 矢吹
落ち着いた店内で腕を振るう店主はこの道60年の大ベテラン。20歳の頃から「銀座天一」の揚げ場で修行したその腕前は超一流。天ぷらに使用する素材を熟知しておりしっかり揚げるべき素材と軽めに仕上げるべきものを経験により判断し、最高の状態でお客様に提供します。ホタテやイカなどの魚介は甘味がしっかりと感じられ、野菜はシャキシャキ感やみずみずしさが前面に出る仕上がり。素早く丁寧な仕事にプロのプライドが感じられます。

[住所]東京都杉並区高井戸東3-28-24 ドムス高井戸1階
[TEL]03-3334-0070
[営]11時半~14時(13時半LO)、17時~21時(20時半LO)
[休]水・木(祝営業)
[席]カウンター12席、テーブル8席 全20席/全席禁煙/予約可/カード不可/サなし
[交]京王井の頭線高井戸駅から徒歩8分

 落ち着いた趣のあるカウンターの中に立つご主人・矢吹恭一さんは、この道60年。『銀座天一』で20歳の時から揚げ場に立ち、こちらでも41年。※ランチタイム有

天婦羅 あら井(最寄駅:飯田橋駅)

写真:『天婦羅 あら井』の 昼のおまかせコースの一部(れんこん、舞茸、小玉ねぎ、海老、穴子) 5000円

天婦羅 あら井
名店「御座敷天婦羅 天孝」が新たに出店した東京都内にあるセカンドブランド。極上天ぷらを気軽に楽しんでもらうため、また若手職人の育成の場としてオープンしました。カンター席12席のみの店内は隠れ家的雰囲気で、落ち着いて食事が楽しめると好評。10,000円のおまかせコースは魚介や野菜など旬の極上素材を厳選、さらに一口蕎麦や水菓子などのメニューを取り入れて食べやすくアレンジ。カリフォルニアワインが豊富にそろっています。

[住所]東京都新宿区神楽坂4-8 神楽坂AGEビル B1階
[TEL]03-3269-1441
[営]12時~14時LO、17時~翌1時(24時LO)、21時以降アラカルト対応可
[休]日・祝
[席]カウンター12席/全席禁煙/夜は予約可/カード可/サなし、お通し代なし
[交]地下鉄東西線飯田橋駅B5出口から徒歩6分

花街・神楽坂でお座敷天ぷらとして長年親しまれてきた『天孝』。初代は美食家に愛された神田猿楽町『天政』出身。※ランチタイム有

てんぷら 藤吉(最寄駅:浜田山駅)

『てんぷら 藤吉』の 竹コースの一部(アスパラ、海老、ほたて貝) 5600円

てんぷら 藤吉
清潔で明るい和の雰囲気あふれる東京都内のお店で、天ぷらは素材のフォルムや色合いなどを見て提供する順番を決めるこだわりよう。静かな住宅街の一角にある天ぷら店なので、車や電車などの騒音を気にせずゆったり過ごせるのが魅力。エビは繊細で優しい甘み、サクサクとした舌ざわりの穴子にシャキシャキ食感が楽しいレンコンなど、素材の良さを十分に生かした絶妙な揚げ時間やタイミング。食通も思わず納得の実力店です。

[住所]東京都杉並区浜田山3-25-12
[TEL]03-5930-0373
[営]17時~22時(20時半まで入店可)
[休]水、月1回木
[席]カウンター8席、テーブル8席 全16席/全席禁煙/予約可/カード可/お通し300円
[交]京王井の頭線浜田山駅から徒歩3分

 喧騒とは無縁の住宅街の一角。“食べること好きが高じて”18年前に始めたという店は、清潔感のある和の佇まいが心地いい。

車海老専科 天麩羅 手一束(最寄駅:新橋駅)

『車海老専科 天麩羅 手一束』の おまかせコースの一部(車海老、小鉢、さつまいも) 3000円

車海老専科 天麩羅 手一束
こちらの天ぷら店で提供されるエビはイカを食べて育ち、甘く身がプリプリとしているのが大きな特徴です。また「ヤワラ」と呼ばれる脱皮直後の珍しい車えびもメニューにあり別料金で頂けます。店内はカウンター席10席のみでこじんまりした印象。カウンター席のみのお店は高級なイメージがありますが、ドリンクの持ち込みOKや、高級食材のサイマキと呼ばれる小ぶりなエビがコースに追加すると150円という原価で楽しめるのも魅力です。

[住所]東京都港区新橋5-5-5 1階
[TEL]03-6721-5945
[営]11時半~13時半、17時~21時半(20時半LO)
[休]日・祝
[席]カウンター10席/全席禁煙/夜は予約可/カード可(JCB、ダイナース不可) /サなし、お通し代なし
[交]JR新橋駅烏森出口から徒歩8分

サイマキとは、寿司屋や天ぷら屋が好んで使う小ぶりなサイズの車エビ。高級食材だが、この店ではコースに追加すると1尾150円という原価で食べられる。※ランチタイム有

中目黒いぐち 上ル 麻布十番店(最寄駅:麻布十番駅)

『中目黒いぐち 上ル 麻布十番店』の 天ぷら・串揚げ おまかせコースの一部(車海老、江戸前穴子、野菜、冷製茶わん蒸し) 5378円

中目黒いぐち 上ル 麻布十番店
看板などお店を示すものがない東京都内の天ぷら店。鉄の扉を開けると暗めの店内がまるで隠れ家のような独特な雰囲気です。旬の食材を少量提供する「いぐち・スタイル」で、たくさん種類の天ぷらを少しずつ味わいたい食通に好評。おすすめは天ぷら・串揚げのオリジナルお任せコースで全23品。最新開発特許フライヤーを採用し、有名店に負けない食感と味を提供しています。天ぷらと串揚げが交互に提供され飽きさせません。

東京都港区麻布十番2-1-10 Azabu・You田中ビル3階
[TEL]03-6453-6658
[営]18時~24時
[休]無休/カウンター8席、個室10席、計18席/全席禁煙/予約可/カード可/サ10%、お通し代なし
[交]地下鉄大江戸線麻布十番駅4番出口から徒歩2分

焼き鳥をガストロノミックなコースに仕立てた『中目黒いぐち』が新しくチャレンジするのは揚げ物。その名も“上ル”は、天ぷらと串揚げがテンポよく配置されたコースが新しい。

おわりに

天ぷらは素材を吟味して揚げるだけのシンプルな料理と思いきや、シンプルゆえに素材の味わいや鮮度がストレートに表現されごまかしがききません。そんな天ぷら専門店の中でも、とくに食通から支持されている東京都内のお店は素材の鮮度や品質、旬の食材選定はもちろん、油の質や素材ごとの揚げ時間、提供するタイミングなどすべてが完璧に計算されています。グルメがピックアップしたお店情報を参考に、お気に入りのお店を探してみてください。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

画像ギャラリー

この記事のライター

関連記事

『マツコの知らない世界』で「おにぎりの世界」特集 『おとなの週末』おススメの「絶品おにぎり」情報をご紹介!

具材の旨みたっぷり!とろ~りあったかな「あんかけラーメン」のオススメ8選

濃厚なのに食べやすい!? 進化した「おとなの家系」ラーメン4軒

第3次ブーム到来!おとなの週末厳選「今食べるべき」つけ麺4選

おすすめ記事

「中南米カリブ」と「ラム」の愉しみが詰まった『Tafia』!! 「ヤシの新芽の芯」や「緑ホオズキのスープ」など料理も本格的

『ダバ・インディア』の流れを汲む『Indian Street Food & Bar GOND』では「カレーはおつまみ」!! 「インドウイスキー」などドリンクも豊富

この食材の名前は? 生で食べてはダメ!

「まぐろもんじゃ」は愛されて25年の看板メニュー 『もんじゃ まぐろ家 本店』 

人気企業イチオシ&ロングセラーが集結 「おいしい博覧会」で学んだ“ツウ”なアレンジ

【実食】熱々「ギョーザ」と「ビール」で至福の時間!! 両国駅「超ギョーザステーション」の「コスパ」がヤバイ

最新刊

「おとなの週末」2024年5月号は4月15日発売!大特集は「銀座のハナレ」

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。4月15日発売の5月号では、銀座の奥にあり、銀…