幅広い世代が満足できてほぼハズレなし!2016年秋から、鉄道の高架下、新たなビルの建設や施設のリニューアルで気になるグルメスポットが続々とオープン。では、どこに美味しい店が集まっているのか。覆面調査をしてきました。今回は両国の「江戸NOREN」でおすすめ店をご紹介。
画像ギャラリーちょい飲みにもしっかり食事にもよし。
JR両国駅を出てすぐの「—両国—江戸NOREN」を訪れたのは、編集・戎誠輝(以下戎)とライター松岡芙佐江(以下松)。
のれんをくぐると、
松「天井が高い。土俵がある!」
戎「情緒を感じさせますね」
上から提灯が下がり、番傘のあしらわれた休憩処ありと、贅沢にスペースを使っている。 土俵を取り囲むように、寿司に蕎麦、ちゃんこに深川めしなど、東京&江戸由来の飲食店が12店。戎「一軒一軒、その料理の歴史や言われが書かれた立て札がありますね。興味深いです」
『天ぷら食堂ひさご』の軽やかな天ぷら、『かぶきまぐろ』の魚介類の鮮度の良さ、美味しさは言わずもがな。『天ぷら食堂 ひさご』の ひさご天ぷら定食 1100円
固めのご飯と天ぷらの相性が抜群。天ぷらは特注の胡麻油を使って揚げられる。 油の純度が高く香りが控えめなため、軽やかな風味に仕上がるのが特長。ボリュームがありながらペロリと食べられる。 下町=濃い味と思われがちだが、カツオや昆布のダシが利いたあっさり風味に仕上げられている。
『かぶきまぐろ』の 築地場外丼 3000円
また、『政五ずし』では、昔の江戸前寿司をいただきました。
松「赤身とアナゴ、おにぎりみたいに大きい!こんなお寿司を食べていたんですね」
戎「老舗だったり、江戸由来だったり、どこもエピソードを持っていて勉強になるし、なおかつ美味しいのが素晴らしい」
松「うんちく好きの人も楽しめそうですよね」
『両国橋茶房』では、和菓子や抹茶、ほうじ茶を使った和洋の甘味を提供。 ちょっと休憩するのにぴったりだ。 左党には『東京商店』がおすすめ。
東京の酒造の酒30種が角打ちスタイルで楽しめるのだ。 店内で猪口を受け取り、自販機コーナーへ。
松「全品300円で大吟醸は40㎖、純米系は60㎖か」
戎「燗付けもできるんですね!いろいろ飲みたくなります」
「—両国—江戸NOREN」
は、両国の雰囲気を守りつつ、老若男女が隔てなく楽しめる施設でした。 観光案内所も設置されているので、ランチやお茶の後どこへ行くか相談するのも良さそう。戎「大江戸東京博物館、両国国技館に行く予定ができたらぜひ食事の予約をしたいですね」
松「それどころか、ここで食事をするために両国へ行くというのもアリかも!」