×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

電子レンジ以外なら、グリルでもコンロでも使え、そのままテーブルに出せるという、南部鉄器の鉄皿を発見! 料理の味はもちろん、ほかにもイイところがあるという、ちょっとおしゃれな鉄板! さっそく使って、チェックしてみるばい!

調理して、そのままテーブルに! あつあつの料理が楽しめる南部鉄の焼き皿 OIGEN「焼き焼きグリル」

電子レンジ以外で使え、持ち手が取れ、そのままテーブルに。 あつあつの料理が楽しめる南部鉄皿の「焼き焼きグリル」を発見! ちょっとおしゃれな鉄板ばい!

今回は、OIGENの「焼き焼きグリル ぽっちゃり」サイズを購入。 サイズ/W245×D150×H18 重さ/700g 材質/鋳鉄(南部鉄) 同梱/焼杉木台1枚 日本製 ¥4,500(税別) というのが、基本情報。

「OIGEN」は、及源鋳造株式会社という会社が作るブランド。 岩手県奥州市の南部鉄器、平安時代後期に奥州藤原氏が近江国(現在の滋賀)から、鋳物職人を招き、中尊寺など寺院の梵鐘製造をさせたのが始まりだそうです。 OIGENのHPで歴史をググってみると、160年前からあるらしい。

鉄鍋となると、お手入れが大変だというから、ためらうところもありますよね~。 でも、南部鉄器で調理をすると鉄分が少しずつ溶け出し食材や水分に鉄が移り、食材から鉄分を取ることができる。 これ、貧血予防ですね! 使いこなすことで、油なじみがよくなり、この黒い南部鉄器はツヤがでて焦げにくくなる。 そして、アルミ鍋より熱が1.5倍長持ちでステンレスより高熱伝導率で冷めにくい! 温度にムラが出ないので、焼きムラができにくい! 南部鉄器のふんわりとじっくり温める性質で、味がまろやかに! ……と、イイことがいっぱいあるばい!

まず最初に、鉄のフライパンは、使い始め「油ならし」・「鍋ならし」をします。 1・・・ほこり、よごれをたわしで水洗いし、水分をふき取る。 2・・・弱火~中火で鍋全体が温まるまで加熱。 3・・・火を弱め、鍋底を覆うぐらいに油を入れ、刻んだ葉野菜を入れ、鍋肌にまんべんなく油がなじむように炒めます。 2~3分程度炒めた後、火を止め野菜を取り出し、鍋がさめたら軽く洗い流し、水分をふき取り、適度の加熱で乾かします。 これで、完了!! 意外と、カンタンなのね〜。

というわけで、さっそく「鉄皿料理」に挑戦ばい!

秋といえば、「秋刀魚」。 焼き焼きグリルに秋刀魚をのせて、魚焼きグリルにセット。 いつもの焼き魚のイメージで、焼き始めます。

焼き上がりには、 秋刀魚の油がグリルにたっぷり。

秋刀魚がふっくら焼けたばい。 専用ハンドルは取り外せるから、持ち運びで使用。 木台が同梱されているので、その上にのせ、テーブルに。 秋刀魚の油がすごかったけん、キッチンペーパ-でふき取ったばい。

[秋刀魚の塩焼き 焼き焼グリルぽっちゃり仕様]

「おいしい!」と、食べながら、取説を読んでいたら……! 「焼きグリルの本格火入れ」という、この焼き皿のポイントを発見。 焼き魚グリルの特徴は、上火のみでも鉄器が蓄熱することで、食材の下面もひっくり返さずにこんがり焼き上げられます。 表面の凹凸によって、食材に直接伝える熱と間接的に伝える熱をバランスよく効率的に食材へ供給し焼き上げます。 え~! 取説読まなかったから、秋刀魚ひっくり返したばい~。 (それでも、充分おいしかったけど……)

ということで、取説読みながら「焼き鮭」にチャレンジ!

取説によれば……。 1/コンロ中火で1分ほど加熱。  これで、魚焼きグリルと、焼き焼きグリル本体を温める。 2/加熱後、油を小さじ1杯程度表面全体にムラなくなじませる。 3/鮭をのせる。  「ジュワ~~~」  もう、音だけでも、おいしい〜! 4/焼きグリルに入れ8分ほど中火で焼けば完成。

[焼き鮭 焼き焼グリルぽっちゃり仕様]

取説通りにやって、成功!! 表面はカリッと、中はふんわり。 とてもおいしく焼けていました! やっぱり取説って、役に立つのね〜!!

ここからは調子に乗って、いろいろな料理を作ってみたばい!

次は、冷蔵庫の中にあった「厚揚げ豆腐」。

4等分して 焼き焼きグリルにのせ、 魚焼きグリルにセット……。

ひっくり返さすことを、ついやりそうになったばい(笑)。

[厚揚げ焼き豆腐 焼き焼グリルぽっちゃり仕様]

すぐに、ネギとポン酢をかけ、鉄があつかけん、ポン酢をかけるとき、 シュワシュワシュワ~って、おいしそうな音が~。 まだ、食べてもないのに「うま~い~!」って言葉が出そうな、わくわく感(笑)。

続けて、ガス火で「チキン焼き」。

チキンは皮から焼き、 フタがないので、 アルミホイルをかぶせて 焼いてみたばい。

[焼きチキン 焼き焼グリルぽっちゃり仕様]

しまった~! 家の中が、もくもく状態になっちゃった。 これは、フタ付きフライパンでやればよかった~。 チキン焼きは、完成したけど、 フタつきフライパンのほうが、ふっくらかも……。

反省しつつ、ガス火で、「エビ焼き」。 油をしき、ニンニクをのせた上にエビ……。 これだと、普通のフライパンと同じ。 そうだ~! これ、さらにカリッとさせるため、オーブンに入れて焼いたらどうかなぁ~? 思いつきで、オーブンにセット。 焼き皿が、そのままオーブンに入れられるのは、すぐれもの……。

[カリカリ・エビ焼き 焼き焼グリルぽっちゃり仕様]

「カリカリ・エビ焼き」が完成! エビの殻がカリッと焼けていて、殻ごとたべてしまいました。

最後はオーブン焼き「チーズハンバーグ」で男心をワシづかみ!!

焼き皿ごとオーブンに入れられるということで、今までウチでは作ったことがなかった、ジュージュー音を立てるオーブン焼き「チーズハンバーグ」にチャレンジ! グリル本体にハンバーグをのせ、オーブンメニューをハンバーグにセット。 ハンバーグのひき肉は、前回紹介したレコルトのカプセルカッターキャトルでひき肉に。 オーブンが「ピッピッ」と完成のお知らせ。

ジュージューと音を立てる ハンバーグを 焼き皿ごと、食卓へ!

焼き皿をテーブルの木台にのせ、 ハンバーグを焼いている間に作っておいたソースをかける。

[ジュージュー! チーズハンバーグ 焼き焼グリルぽっちゃり仕様]

(ジュージュー状態を、上手に写真が撮れなかったけど……) うわぁ~!  テンションあがる~~! 外食気分♡ これは、最高~!! ハンバーグが、ふっくらこんがり焼きあがり、焼き焼きグリルについたチーズもカリッと焼けて、この焼き焼きグリルのよさが実感できました。

作った料理をそのまま木台にのせてサーブできるのは、料理が冷めにくいだけでなく、食卓がオシャレになります。 現在、料理勉強中のワタシ。 料理も、こういう演出から、勝負です!!(笑)

田中moko mokoくま3 九州生まれ。特技はアクリルたわし作り。本業は雑誌やカタログなどで活躍するスタイリストだが、現在、絶賛婚活中のアラフォー女子。お裁縫はもちろん、料理も掃除もきっちりこなすのに、なぜか「◎婚」に縁がない……moko mokoくま3が、気になる調理具を、実際に使ってレポートしていきます。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

関連キーワード

この記事のライター

writer7
writer7

writer7

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。3月14日発売の4月号では、「おにぎりとおべん…