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吉祥寺の“蕎麦屋のカツ丼”について考えてみた件

私は、白飯至上主義のおっさん女子。
珍しくお蕎麦でも食べようかなぁと思って蕎麦屋に入っても、なぜかカツ丼を頼んでしまう……。
おっさん女子あるあるです(涙)。
しかしですね、吉祥寺のお蕎麦屋さんに関して言うと、蕎麦通が唸るような有名どころは、結構シブい系なんですよ。
だいたい1000円では収まらない、ウンチクたっぷりのメニューが展開されております。
でも私は、基本的に米ばかり食べており、麺類に疎いため、格調高く、注文が面倒くさい蕎麦屋には入りません(上から目線です。ごめんなさい)。
私が好きなのは、どんな街にも1軒はある、普通の蕎麦屋。
しかし、吉祥寺は普通が難しい街。
カツ丼が置いてあるような蕎麦屋は意外に貴重です。
さらに吉祥寺はトンカツ砂漠なので(67回参照)、カツとの出会いは大事にしたいところ(笑)。

イラスト/スタジヲワンツー

今回は、独断で……っていうかいつも独断ですよ、ごめんよ。
吉祥寺の蕎麦屋のカツ丼を紹介したいと思います。
まずお手軽路線で外せないのは、コピス吉祥寺に入っている『そば処Z』です(51回参照)。
ここは、カツ丼&蕎麦のセットがあります。
1000円で収まる超コスパ。
かなりボリュームがあるので、男性向きかもしれません。
しかも、炭水化物on炭水化物……。
ある種の人々にとっては悪魔の食べ物でしょう……。
しかし私は、糖質を恐れないおっさん女子なので、なんてことはありません。
おまけに『そば処Z』は、まったく気取ったところのない街の蕎麦屋さんなので、安心してカツ丼が食べられます。
いやいや、私、おっさんじゃなくて、女子で~す♪ っていう正真正銘の女子には、吉祥寺図書館近くの『H』がおすすめです。
ガラス工房と共存している、オシャレ蕎麦屋です。
ここのランチには「蕎麦屋のカツ丼」というド直球のネーミングのメニューがあります(現状、平日限定)。
量的に、女子にはちょうどよい感じ。
あと味がやや濃い目なので、ぼんやりしたカツ丼が許せない人には、特におすすめです(笑)。
さらに「カツ丼+蕎麦」のボリューミーなランチもあるんですが、これでも1000円以内で収まるので、激しくおすすめ。
おっさん女子の目測では、男子は結構これを頼んでいる感じだよ。
まあ蕎麦屋だから、蕎麦も食べておきたいよね、という感じだとは思いますが……。

吉祥寺の「蕎麦屋のカツ丼」大本命は、『Sや』であります!

そして私の蕎麦屋のカツ丼大本命は、末広通りを西荻方面にずんずん歩いて行ったところにある『Sや』であります!
なんと、ここは出前もやってるのよ。
昼どきは、バイクでお店のお兄さんがバシバシ出前に行ってるという、本当に普通の街の蕎麦屋さんです。
こんな蕎麦屋は、吉祥寺にはココにしかないような気がする……。
もちろん『Sや』は蕎麦屋なんですが、メニュー的には蕎麦屋を大きく逸脱しています。
【そば・うどん】が充実しているのは当たり前ですけど、なんと【中華】というくくりがあり、ラーメンが10種類くらいあります。
スタミナラーメンは850円だよ。
さらに【ご飯もの】というくくりもあり、ここはカツ丼以外に、カレーライス、ハンバーグカレー、カルビ丼と、もう逸脱具合が、ハンパない。
でも、それだけじゃないのよ。
【定食】部門には、ハムエッグ定食、アジフライ定食、生姜焼き定食とか……。
もうね、正直どうしていいか、わかんない……(笑)。
ちなみにここでいちばん高いメニューは、天ぷら御飯1700円です。
あと、ご飯ものと麺類をセットにすることもできます。
ちなみに出前のメニューを数えたら97のメニューがありました。
97!
97だよ!
逸脱にもほどがあるよ!
でも、おっさん女子は、やりすぎ大好き!
やりすぎ上等!
やりすぎは正義! という人間です(苦笑)。
話がそれました……。
ここのカツ丼は上と並がありますけど、私は、並900円で満足です。
出汁が効いているカツ丼で、味はそんなに濃くなくてヘルシー系だと思います。
だってこの店のお客さん、年齢層高いし(苦笑)。
昼どきもお店がまったりしていて、非常に居心地よいです。
蕎麦屋のお約束、テレビも常についております(笑)。
昼時は日テレ率が高いですね。
ちなみに私はここで、そば&うどんを食べたことがありません……。
でも、うどんはオリジナルの“細そば & うどん”らしいよ。
今度確認しておきます……。
2019年は、この店のうどんとそばを食べるのが、個人的な目標です……。

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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