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天王寺区の桃谷といえば、区役所や警察署、それに総合病院までが密集する閑静な住宅街。 ここに地元民に愛される洋食屋がポツンとある。 その名も「ボナンザ」。 マスコミ初登場の老舗洋食屋でオープンして約40年が経つそうだ……。

マスコミ初登場の洋食店! こりゃアカン、ヤラれました! 何を食べても旨すぎた

天王寺区の桃谷といえば、区役所や警察署、それに総合病院までが密集する閑静な住宅街。 大阪市内でも屈指の文教区であり、聖徳太子建立七大寺の一つとされる四天王寺もある。 ここに地元民に愛される洋食屋がポツンとある。 その名も「ボナンザ」。 マスコミ初登場の老舗洋食屋でオープンして約40年が経つそうだ。

「先輩からこのお店を引き継いだのが約32、3年前。 それまでホテルの洋食や鰻谷の飲食店で料理長をやっておりました。 考えてみれば元号が平成に変わる前ぐらいに、このお店を引き継いだんですね」(店主)

2代目となって2年後に結婚。 現在は、夫婦でこのお店を切り盛りする。 人気なのは夜も注文可能なAランチ(880円)。 サクサクの衣に、程よい噛み応えもあるエビフライはなかなかの一品。 それに加えてクリームコロッケも“ヤバうま”! さらに「ミックスグリルランチ」(1150円)はこの品数。

これで、デミグラスのハンバーグとステーキがついてこの値段は、安すぎちゃう!? 店主は価格帯にも気をつかい、昔は「ビーフシチュー」が人気メニューであったが、良質で安価な米国産のバラ肉が入らなくなったため、値上げを断念。 メニューから消えてしまった…。 あまりにも旨すぎるので、後日に再訪。 幸福な時間はまだ続く!! 奥様おススメの「ポークのチーズ焼き」(1000円)をオーダー。

小麦粉の衣をつけたポークを焼いて、上から薄切りトマトとチーズをのせて最後にデミグラスをドバーッとかける。 見よ、この完成度。 食が沸かないほうがオカシイレベルや!

脂っぽくもなく、すべてを瞬時にペロリと平らげた。 メニューの料理、全部食べつくしたい。 それほどハイクオリティかつ、財布にも優しい洋食屋なのだ。

レストラン ボナンザ [住所]大阪市天王寺区烏ヶ辻2-2-15 [TEL]06-6773-1305 [営業時間]11:00~15:00       17:00~20:00 [定休日]日・祝

加藤 慶(かとうけい) 大阪在住のライター兼カメラマン。週刊誌のスクープを狙う合間に関西圏の旨いモンを足で稼いで探す雑食系。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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