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「鯖サミット2019in八戸」11月2、3日開催! 全国から珠玉のサバグルメが集結!

全国の多彩なサバ料理が楽しめる、「鯖サミット」。
全さば連が事務局となって、2014年から毎年、秋に産地およびサバに力を入れている地域を巡回して開催、毎年数万人の来場者で大にぎわい!!

2017年に銚子で開催された鯖サミットの風景

6回目を迎える今年の開催地はブランドさば「八戸前沖さば」で知られる、青森県八戸市。
「鯖サミット2019in八戸(主催:鯖サミット2019 in 八戸 実行委員会)」として、11月2日(土)、3日(日・祝)に青森県八戸市 八食センターで開催される。

「鯖サミット2019in八戸」。
日本全国のサバグルメがずらりとそろい、
ステージではさまざまなパフォーマンスも楽しめる。

東北は初めての開催ですよ!
これを記念して、10月24日に「サバらしいナイト!in築地~鯖サミット2019 in 八戸開催記念~」(主催:全日本さば連合会、「一般社団法人 東京築地目利き協会)を築地「ボン・マルシェ」で開催!
八戸が誇るブランドサバ「八戸前沖さば」をはじめ、サミットに出店を予定している、島根県浜田市、福井県美浜町、鳥取県鳥取市、茨城県、岩手県の絶品サバグルメを薄 公章シェフがさらに極上の味わいに仕上げて提供。

イタリアンをベースにした
新ジャンルの築地料理を提供するレストラン
「ボン・マルシェ」の薄公章シェフ。

各地のサバ、そしてサバグルメの魅力と、薄シェフの「サバらしすぎる!」一皿をレポート!

サバの大トロ! ときめきの脂ギッシュ 青森県八戸市:八戸前沖さば

サバの本州における最北端の漁場である八戸港冷涼な水温で育まれた「八戸前沖さば」は脂が身の全体に入り、肉でいえばまさに霜降り!
サバの「大トロ」ともいえる味わいを堪能できる。
そりゃあもう、「ときめきの脂ギッシュ」っぷり!!

バツグンの脂のりを誇る「八戸前沖さば」

毎年秋、「八戸前沖さばブランド推進協議会」による、ブランド認定期間が始まると八戸はサバイベントが立て続き「サバ一色」に!

武輪水産:「御馳走しめさば」

八戸は「しめさば」の聖地。
八戸前沖さばの大型サイズ「銀鯖」のなかでも特大サイズを使用。
とろけるような味わい。独自の工夫で、原料搬入から包装まで「鮮度」を落とすことなく加工。
酢は「醸造酢」のみ。
合成酢、酸味料、人口甘味料は一切不使用。
キレのよい酸味が魅力♪

御馳走しめさば

「サバらしいナイト」ではそのまま、
炙りしめさばで提供。
何にしてもとろける味わいにうっとり。

マルヌシ「八戸サバ缶バー」

「八戸前沖さば」が世界中を回遊というコンセプト。
グリーンカレーやトムヤムクンなど6種類の斬新な味付けで大ブレイク。
今年3月8日に発売となった「源たれ」缶は青森県民のソウルたれ「スタミナ源たれ」を使用。
焼肉のたれを使った珍しい缶詰!
禁断のバターのせも美味しい♪(連載9回記事参照

八戸サバ缶バー

「八戸サバ缶バー 源たれの焼きリゾット」。
パンチのある源たれ風味のサバがしみしみして、つまみになるリゾット!

毎年サミットで一番に完売!絶品の味わい! 福井県美浜町 へしこ

「美浜のへしこ」として地域団体商標登録をしているほど、へしこ(サバの糠漬け)作りが盛んな美浜町。
ぬかにしょうゆ、みりんなど隠し味を加えて作った絶品へしこは全国に根強いファンをもつ絶品!
鯖サミットでは毎年いちばんに完売。

美浜のへしこ

へしこ作りは完成までに約1年かかる。
サバを約2週間たるで塩漬けした後、
今度はぬか、調味料とともに本漬けをして、
重しをのせて約10カ月漬け込む。
日本酒にもごはんのおともにも最高!

「へしこと、こんとび海苔、ラスパドゥーラの手巻き」。
へしこ、チーズ、のりの組み合わせはミラクルなほどの美味しさ!
白ワインに合う~

100年の歴史を持つ「究極の塩鯖」 鳥取県鳥取市「因幡の塩鯖」

サバ消費量が全国5位の鳥取市は鯖サミットの第1回開催地。
日常的に食されているのは鳥取東部・因幡地方の伝統食「因幡の塩鯖」。
100年もの歴史があり、港町・酒津で「徹底した血抜き」、「塩は手振り」。
その技法はプロたちからも日本一といわれるほど。
市内では究極の塩鯖を使った、多彩なグルメも楽しめる。

鳥取鯖食研究会「因幡の塩鯖麹漬け」

因幡の塩鯖で町を盛り上げるべく立ち上がった
「鳥取鯖食研究会」(連載7回記事参照)による力作。
因幡の塩鯖を独自の塩麹に漬けて仕上げる。
トロッとした甘さと芳醇な味わいが楽しめる。

因幡の塩鯖はそのまま提供。参加者から大絶賛!
ちなみに焼いても香ばしくて旨い!

歯ごたえと脂のりを合わせもつ味わい 島根県浜田市のサバ

浜田のサバ

島根県西部に位置する浜田漁港。
島根冷水域で形成される漁場で、豊かな海の幸が水揚げされている。
日本一の脂質量を誇る「どんちっちアジ」が有名だが、サバもバツグンの美味しさ。
通年漁獲されるが、マサバなのに6月に脂質量が大幅にアップ。
多いものではなんと30%を超える。
9月終わりからは本格的に大きく成長し、脂の乗ったマサバを楽しめる。
たしかな歯ごたえと穏やかな味わいの脂が魅力。

シーライフ 「鯖ほぐし」

浜田のサバの身をふわっふわのフレークに。
上品であっさりとした味わい。
ごはんにも、サラダ、トーストにも合う。
鯖サミットでも大好評。

鯖ほぐし

「鯖ほぐし」のペペロンチーノ。
浜田のサバの旨みとニンニクの醸し出す豊かな味わいがたまらない!!

シーライフ「今朝の浜 まさば」(サバ水煮缶)

獲れたて、鮮度バツグンの浜田のマサバを使用。
冴え渡る旨み、風味よく、しっとりしたエレガントな味わい。
缶汁も最高に美味しい。

今朝の浜 まさば

「今朝の浜 まさば サラダ仕立て」。
缶詰になってもなお、ピュアなとろけっぷりの浜田のサバ。サラダなのに食べ応え十分。

サバ缶界のおしゃれ番長! 岩手県 岩手県産 「Cava?(サヴァ)缶」

おしゃれサバ缶の先駆け的存在。
今年発売6年目で出荷500万個を突破!
厳選した国産サバを洋風に味わえる。
「オリーブオイル漬け」「レモンバジル」「パプリカチリ」の3種類。
バケットをそえて、ワインとともに。
サラダ、パスタなどに大活躍。

岩手県産サヴァ缶画

Cava?(サヴァ)缶。
黄色が「オリーブオイル漬け」、
赤色が「パプリカチリソース」、
緑色が「レモンバジル」。

Cava?(サヴァ)缶「オリーブオイル漬け」

第1弾として発売されたオリーブオイル漬け。
国産のサバをシンプルにオリーブオイルで漬けてあり、
サバそのもののおいしさを味わえる。

「Ca va?缶オリーブオイル漬けの石焼きピッツァ」。
トマトとの相性は最高! イタリアン向きを実感♪

「Cava?(サヴァ)缶」パプリカチリソース味

さばの旨みを生かしながら、
スパイシーなパプリカチリソース味に仕上げてある。
サバジェンヌ池田が「マツコの知らない世界」登場の際には、
とろけるチーズとイタリアンパセリと黒胡椒をかけて
オーブンで焼き目がつくまで加熱したアレンジが
マツコさんに好評でした。

「Ca va?缶 パプリカチリと、とろとろ卵」。
この日、最高に反響が大きかったメニュー。
薄シェフ曰く「たんにとろとろ卵と組み合わせただけ」とのことだけど、卵との相性のよさに驚き!
おうちでもぜひお試しを!!

焼くとジューシーすぎ! 大きさが倍に!? 茨城のサバに名酒マジック

茨城県神栖市:津久文×水戸市:吉久保酒造「天下一品酒びたし」

茨城県のサバ類漁獲量は、じつは日本一。
茨城県所属の漁船は、北海道沖から千葉県沖までサバを追いかけて操業。
茨城県沖でも11~2月にかけて、脂のりバツグンのマサバを漁獲、神栖市・波崎(はさき)港などに水揚げしている。
波崎の水産加工メーカー・津久文(つくぶん)、水戸市の老舗酒蔵・吉久保酒造、水産卸会社がタッグを組んで開発した天下一品酒びたしさば」は、新鮮なサバを吉久保酒造「天下一品」に漬け込んで、熟成乾燥。
ふっくらしすぎる焼き上がりで地元スーパーで大ブレイク。
「鯖サミットin銚子」では、1日600枚販売!

天下一品酒びたし

吉久保酒造の吉久保博之社長

「天下一品酒びたしの炭火ソテー~いくらを添えて~」(右)。
ぎゃー、サバにいくら!! 薄シェフの大胆なアイデアで、
いくらというジュエリーを身に着けたサバがゴージャスな味わいに!!!
左は「八戸前沖さばのカツレツ」。ジューシーすぎるサバカツ!!!

世界初! サバ専用日本酒 茨城県水戸市:吉久保酒造 「サバデシュ」

鯖サミットで、あまりの鯖ファンの多さに驚いた吉久保博之社長が開発。
刺身にも焼いたサバにもサバ缶にも味噌煮でもなんでも合い、サバがさらに美味しくいただける。

サバデシュ

サバらしすぎるグルメの数々に、一気に鯖サミットへのテンションがアップ!
八戸にはこちらの産地、メーカーはもちろん、そのほかたくさんのサバグルメが登場します。
絶対来てね!

■鯖サミット2019in八戸
http://38summit.jp/
■築地 ボン・マルシェ
https://tsukijibonmarche.jp/
■撮影協力/大越博子

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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この記事のライター

池田 陽子
池田 陽子

池田 陽子

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