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吉祥寺の“あん食”についてマジで考えた、件

私は、小学生時代に食パントラウマになり(129回)、その影響から人生のほとんどは食パン情弱で通してきたおっさん女子である。
しかし世の中&吉祥寺も食パンブーム。
そこで食パンに関してトラウマ&情弱を返上しようと、食パンを食べまくっている日々である(132回)。
最近、調子に乗って練り込み系食パンも食べ散らかしたので、その結果をご報告だ。
食パンに、野菜や果物、そのほか食材を練り込んで焼き上げた練り込み系食パン、ぶどうパンなんかが、スタンダードだけど、最近いろいろ増えてきてるよね。

吉祥寺の練り込み系食パンのスーパースターは、なんといっても『あん食』!

吉祥寺の練り込み系のスーパースターは、なんといっても『あん食』である。
ブームの火付け役は、神戸のパン屋さん『T』の人気商品。
食パンに粒あんが練り込んであるんですよ。テレビの情報番組なんかで見かけた人も多いと思いますが……。
あと関西の人にはおなじみなのかもしれない。

その『T』のあん食は、アトレ吉祥寺に入っている食品&雑貨の店『A』で曜日&個数限定で販売しているんですよ。
たぶん、都内近郊で買えるのはここだけ。
それで、販売開始当初は、並ぶ、並ぶ、並ぶ、どこまでも並ぶ……。
アトレ吉祥寺のオープン前に並ばないと買えなかったようで、並ぶ場所&並び方&注意点などもインフォメーションされていたという異例の対応。
さらに開店前に並んでも買えない場合があるらしく、なんだかすごいことになっとりましたよ。
私だったら暴れてるところだけどな。
しかし私は絶対に並ばない地元民なので、超スルーしてましたが、もはやブームは一段落したようで、現在はフツーに買えます。
よきことです!
1本1.5斤ですけど、買ってみてわかるのが、その重量です。
1㎏弱あります。
重いよ。
ほかの買い物ができないくらいに重い……。
これ「おひとり様2本まで」ということで、並んで買ってた人々は暗黙のデフォルトで2本買っていたけど、2㎏弱だよ……。
とんでもない執念を感じます……。
今は、個数制限ありませんが、現状、これ2本以上買う人いる……?

イラスト/小豆だるま

あん食は、そのまま食べてもOKみたいですけど、私はトースト派。
私の苦手なパンの耳がほぼ存在しない仕様で、耳の部分にまであんこがはみ出ていて最高です。
さらにネットでいろいろな食べ方をググってみた結果、バターをオンしてトーストするというやり方にハマりました。
ものすごくバターを吸い込む食パンなので、必要以上にたくさん塗ってしまい、カロリーも恐ろしいことになっていると思います。
これをおやつにすると10㎏くらい簡単に体重を増やせそうな気がして、怖すぎる。
意味がない気もしますが、朝食に食べることにしています……。

コッペパンでお馴染みの『パンのT』にもあん食が登場!

そのブームに乗っかったのか不明ですが、コッペパンでおなじみの『パンのT』(39回)にもあん食が登場しました。
こちらは、生食パンもおすすめでしたが、あん食は小さ目&カジュアル&ライトです。
ちなみに粒あん使用ね。
私はトーストがおすすめだが、これはおやつにナイスかも~。
ブームを外さず、高いクオリティ、さすがだよ『パンのT』(超上から目線)。

伏兵(?)コピス地下に入っている高級スーパーの『M屋』のあん食も忘れるな!

そしてあん食の伏兵は、コピス地下に入っている高級スーパーの『M屋』である。
ここのあん食も小さ目なんですよ……。
しかしね、最もあんこがみっちりつまっているのが、コレ。
あんこの存在感がすごい。
粒あんで、あんこ自体のクオリティが高い!
美味しい!
そしてカロリーが書いてあります。1031.9Kcal……。
1000Kcal超えています。
禁断の食べ物ですよ。こちらのあん食は、トーストよりも、そのまま食べることを推奨。
食パンっていうより、和風のスイーツテイストです。
さらにあん食は「もー、やってらんない」という気分のときに食べるのもおすすめです(114回118回120回128回)。
特にお酒が飲めない方、糖分を摂取して気持ちを収めるのに最適。
その際、あん食を厚さ5cmくらいに切ると、きっと「もー、やってらんない」という気持ちを安らかに昇華できることでしょう……。

天野七月/あまのななつき
ライター&ときどきエディター。吉祥寺在住、ざっくり30年くらい。基本おっさん女子、たま~に乙女マインド。いつも吉祥寺をふらふらしています。ちなみに無芸大食。
小豆だるま
高校の国語教員を経てイラストレーター・漫画家になる。ギャグとシリアスを行ったり来たりする作風で雑誌・書籍・webなどで活躍中。著書は「日々ズレズレ」(小学館)その他。好物はタイ料理と辛いもの。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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