うなぎもかにも超肉厚! 名古屋駅前『ひつまぶし う家』と『札幌 かに家』のテイクアウトメニューは食べ応え十分!
2016年、「ひつまぶし」の激戦区、名古屋駅前にオープンした『ひつまぶし う家』。
通常の1.6倍の大サイズの鰻を使った「大ひつまぶし」(3200円)が名物だ。
ここまで肉厚の鰻は焼くとかたくなるのではと思いきや、実際に食べてみると、身はしっかりと脂がのっていて、フワフワの食感。
皮のパリパリ感とのコントラストがすばらしい。
たれも甘すぎず、辛すぎず、バランスが秀逸だ。
新規参入ながら、名古屋駅周辺にある老舗や有名店と十分に渡り合っている。
今年2月末、新型コロナウイルスの感染が拡大しつつある中で『ひつまぶし う家』はテイクアウトメニューに力を入れてきた。
こちらは、店の名物のをそのまま折にした「大ひつまぶし」(3200円)。
大サイズのうなぎを約2/3匹使っていて、食べ応え十分。
山椒とたれのほか、出汁と薬味も付く。
大サイズのうなぎそのものを堪能するには、「大うな折」(3200円)がおすすめだ。
ひつまぶしとうな折は、全10種類を用意。
うなぎやご飯の量がそれぞれ異なり、値段は1900円~。
同ビルにある系列店『札幌 かに家』のテイクアウトも大注目!
ここからは『ひつまぶし う家』の系列店で同じ建物内にある『札幌 かに家』のテイクアウトを。
筆者はここも何度か取材したことがあり、かにをたっぷりと、しかも、お値打ちに食べさせてくれるのが特徴だ。
テイクアウトも、かにを存分に堪能できるものばかり。
「もともとテイクアウトの需要もありましたが、メニューを拡充するにあたって、全国の百貨店で店舗展開しているテイクアウト専門店『札幌 かに家 寿司処』で販売している商品やノウハウを採り入れました」と、話すのは、山本英稔社長(写真左から3人目)。
まずは、定番人気の「かにちらし・松」(1600円)。
タラバかにの棒肉とズワイかにのほぐし身、イクラ、錦糸玉子がシャリの上を覆っている。
ほんのりと甘いシャリの味付けが、かにの旨みを引き立てる。
こちらは「丸ズワイかにちらし」(1320円)。
丸ズワイかには、主に南半球で獲れるかにで、肉厚で歯ごたえも良く、旨みも濃厚。
それを贅沢に盛り付けたひと品だ。
噛むごとに広がる甘みが何ともいえない。
ズワイとタラバ、丸ズワイ、三種類のかにの食べ比べができるのが、この「かにちらし三種」(1430円)。
六角形の重箱に美しく盛り付けてあるので、お土産に持っていっても喜ばれるだろう。
最後は、『札幌 かに家』の味をひと皿に盛り合わせた「かに家オードブル」(7900円)。
本タラバかに、ズワイかにの天ぷらや唐揚げ、かにフライなど3~4人前のボリューム。
家族の記念日などに注文したい。
ひつまぶし う家 名駅店/札幌 かに家 名駅店
[住所]愛知県名古屋市中村区名駅4-4-16
[TEL]052-581-1111(ひつまぶし う家)、
052-562-0001(札幌 かに家)
[営業時間]11時半~15時(14時L.O.)、17時~21時(20時L.O.)※6月1日(月)以降は~22時(21時半L.O.)
※テイクアウトメニューの注文受付家時間は10時~19時
永谷正樹(ながや・まさき)
1969年生まれのアラフィフライター兼カメラマン。名古屋めしをこよなく愛し、『おとなの週末』をはじめとする全国誌に発信。名古屋めしの専門家としてテレビ出演や講演会もこなす。
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