『タケノとおはぎ 桜新町店』@桜新町
素材の選び方や 色合いのセンスが抜群
祖母の作るおはぎが、小さい頃から大好きだったという店主の小川さん。店のおはぎのあんは、そんな祖母の味がベースだ。
毎日7種のおはぎが登場し、3・5・7個用のわっぱに入れてくれる。
並びのこだわりは、色のグラデーション。スペイン料理は単色のメニューを皿にのせたときに美しく見せていたので、おはぎも同様に。
売り切れが早いので、予約がおすすめ
日替わり七種セット(1860円、内容により異なる)
上から時計回りに、麻の実ときなこ・夜座桜・ミモザ・金ゴマと高糖度かんしょ・つぶ餡・こし餡・桜がくし
「夜座桜」
断面の色合いにもセンスが光る
真ん中の「桜がくし」はさんざしの香りがふわり。桜の塩漬けを練り込んだ白あんと、カカオが絶妙に合う「夜座桜」、オレンジの風味が爽やかな「ミモザ」など。
丸いものは丸いものに(角が立たない)という祖母の教えから、わっぱにこだわる。1個から販売可
代表取締役 小川寛貴さん
「ご要望に合わせたオーダーメイドも受け付けています!」
『和菓子 薫風』@千駄木
日本酒と和菓子の相性のよさは想像以上
りんごのきんとん(660円)
リンゴの羊羹をまとわせ、中はリンゴあん
ディル餅(660円)
カスタードのような黄身あん。ディルのパンチがいい塩梅
割烹料理店で働いているときに、和菓子と日本酒の相性のよさに開眼したという店主。用いる素材で味のバランスを調整するなど、つくださんの和菓子の作り方は料理のよう。
定番の「ごぼう夢」「白羊羹」「焼浮島」のほか、季節の生菓子やぜんざいが登場。日本酒はマニアも唸る品揃えで、組み合わせのバリエーションは無限だ。
果物のコンフィチュールを合わせたどら焼きも人気。
薫風お試しセット(1650円)
和菓子と日本酒各3種のマリアージュを
ブラッドオレンジの寒天ぜんざい(660円)
甘酒ミルクがクセになる
店主 つくださちこさん
「ぜひ作りたての和菓子の美味しさを味わってください」