『SAKATAYA 1793』@豪徳寺
老舗の枠を超えた 新しくも懐かしい販売スタイル
いちごわらび(400円)
口中に広がるイチゴの果汁と共に、ほわほわのわらび餅がとろける
へちかん(450円)
ゴマの風味は濃厚だが、あと味はやさしく軽やか
桃里(450円)
古典的なきんとんもラインナップに入れ込み、新旧を対比させるのも狙い
新潟県村上市の老舗和菓子店『酒田屋』の11代目が始めた新ブランド。生菓子4種、あん焼3種のみと、本店とは異なるラインナップだ。
代々受け継がれている、小豆の渋みを切ったあっさりとしたあんを使い、目指す和菓子は「淡麗甘口」だとか。
和菓子がひとつずつのせられたガラスドームもおしゃれ。しかもなんと、実家の土蔵に眠っていた大正時代のものと聞いてびっくり!
あん焼(ストロベリーローズ、250円)
しっとり感と芳醇な香りが秀逸
11代目 日下 拓さん
「うちの和菓子は紅茶やコーヒーにも合いますよ」
『季節のお菓子 omatsu』@井の頭公園
豆の風味を活かした 穏やかでやさしい味わい
新緑の香り(400円、要予約)
井の頭公園のさわさわと緑が重なり光が溢れる様子をイメージ
甘夏の水羊羹(370円)
愛媛の甘夏を使用。爽やかさの中に豆の風味も
山椒餅(360円)
道明寺粉に山椒をほんの少し混ぜている。山椒の香りに包まれる余韻がいい
和菓子研究家・金塚晴子さんのアシスタントを務めていたという店主が、昨年オープンしたお店。じわじわ、週1回の開店を楽しみにしている人が増えている。
和菓子は季節に合わせて5種類ほど。あんの配合は師・金塚さんのレシピと同じだが、原点は母の味だという。出身地の茨城から取り寄せる果物を使った和菓子にも注目!
席数は少ないが、イートインも可能。
おこしグラノーラ(380円)
お土産のリクエストが多く考案された。ライスパフやカボチャの種、黒豆、アーモンドを黒糖で絡めたもの。
サクサクポリポリの歯触りが楽しい。コーヒーのお供にも◎
店主 松立直子さん
「不定期で和菓子の教室も開催しています」