焚き火のにおいをまとった香ばしさが魅力
薄切りのラム肉も、串にたっぷり刺すことで食べごたえのある料理に変身。味付けは潔くジンギスカンのタレ。今では全国のスーパーで手に入るし、ジンギスカン鍋を使わずとも、焚き火のにおいをまとった香ばしい串焼きを楽しめる。新鮮なラムは火を通しすぎないのが、おいしさのポイントだ。
タレが受け皿の外にこぼれるかもしれないけれど、キャンプなら少々汚れても気にしないでよし。これも野外向き。
うまく炙るにはどうしたらいいか、じっくり火と対話できるのもおもしろい。
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【ココが隠しワザ!】焦らずじっくり火を通す
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ジンギスカンのタレをかけては炙り、かけては炙り……を数度繰り返す。焦げやすいので強火の遠火でじっくりと。串は平たいものを使うと、ひっくり返しやすい。
【知っててよかった小ワザ】食材の運搬は、氷や保冷剤を活用する
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これからの季節は、車内もテント内も気温が上昇して、肉や野菜がいたみやすくなる。せっかくのキャンプで食あたりになったら大変だ。
ポータブル冷蔵庫があれば、クルマやキャンプサイトのAC電源を活用して肉を冷蔵できる。なければクーラーボックスで保管。保冷材と氷はケチらず、クーラーボックスの底を覆うくらい用意する。
肉は、氷や保冷材が直接触れないように、新聞紙で包んでおくと味が落ちずに保管できる。野菜の場合、切り分けていないなら新聞紙に包み、風通しのいい日陰に置くだけでいい。
※『ベストカー』(2021年6月10日号より転載)
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