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天然物を超える味 近大の養殖研究その成果に舌鼓 『近畿大学 水産研究所 はなれ』

“ 海を耕せ!”今からおよそ70年前の戦後直後、水産資源の枯渇を憂いた近畿大学初代総長・世耕弘一氏の言葉だそうな。以来、近畿大学は養殖研究に邁進し、世界に先駆けて人工ふ化と稚魚の生育に成功した魚は現在18種以上にも及ぶという。冒頭から小難しい話になってしまったが、そんなことを頭の片隅に置きながら食べれば、さらに美味しさが増すでしょう?

近大バラちらし寿司(1650円)
さいの目にカットした、マグロ、真鯛、シマアジをたっぷりの薬味とともに、香り高く味わう。シマアジの歯応えや、広がるコクがたまらない
近大紅白手桶寿司(2200円)
こちらも前述の3種の魚の切り身を盛り付けている。いずれも冷凍せず生の状態で届くため、身の弾力も抜群だ。ご飯は近大農学部監修の技術で精米した米を使用し、赤酢で風味豊かに仕上げている。セットにはその時々の小鉢、お新香、近大マグロの中骨エキス入りのあおさの味噌汁付き

さて、こちらは冷凍せず生のまま届けられるマグロに、真鯛、シマアジを散りばめた丼ものがメイン。もちろん、みんな近大生まれ。キメ細やかなマグロの身質に、臭みのない鯛に、そして脂ののったシマアジの旨みに、研究所の本気度がビシビシと伝わってくる。そして天然物を超えるその味に感服するはずだ。

近大“選べる”ちょい飲みセット(1200円)
生ビールor角ハイボールに、ネギトロ巻き(写真)orマグロの刺身、その日の小鉢が付くセット。たっぷり巻かれたネギトロは脂の口どけよく、あっさりとした味わいを楽しめる
フタには『近畿大学 水産研究所』の文字が。
『近畿大学 水産研究所 はなれ』外観
住所:改札内1階グランスタ東京内
TEL:03-6259-1096
営業時間:10時~22時(21時半LO)、日・連休最終日の祝日10時~21時半(21時LO)
定休日:施設に準ずる
交通:丸の内中央口から徒歩2分

 

『近畿大学 水産研究所 はなれ』内観
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おとなの週末Web編集部 今井
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