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コンビすら知らなかったのが今ではすっかり虜に!

いまや、多くのお笑い芸人さんが、YouTubeチャンネルを運営している。それは、コント動画だけにとどまらず、トークやロケ、「好きな○○BEST5」、とさまざまなコンテンツをアップしてくれている。いつもテレビで見ている芸人さんの、素のキャラクターや日常、気の置けないスタッフたちとのやりとりをかいま見て、よりファンになったりもする。


一方で、テレビではあまりお目にかからない若手芸人さんもYouTuberとして活躍していたりする。その中で今回紹介したいのが「レインボー」というよしもとのお笑いコンビのチャンネルである。
しかも、ふたりのコントを数多くアップしているメインのチャンネルではなく、ツッコミ担当の「ジャンボたかお」さんによる、個人チャンネルの方。いままで、レインボーというコンビ名も存じ上げなかったけど、もはやジャンボさんの大ファン。いや、いつの間にか彼を見ずには一日が終われないくらい虜になっている!


そのチャンネル名は「レインボー ジャンボたかおの食うチャンネル」。その名の通り、ジャンボたかおさんが食うってだけの動画の連続だ。概要欄の説明書きには、こう書いてある。「食の素晴らしさを独自の観点からお伝えする大型グルメチャンネル」。なるほど、大型かどうかはさておいて、その独自の観点が独自すぎる!

「明日死ぬ飯」

ソーセージ、フライドチキン、オムレツをご飯の上にたっぷり盛り込んだ、その名も「明日死ぬ飯」
ネーミングの破壊力よ! 確かにヘルシーとは言い難いけど、これ絶対うまいヤツってものを、豪快かつ、かなりのスピードでかき込んでいく。30代なのに、まるで部活後の男子高生みたいなガツガツ感になぜか心を奪われる

ガツガツ食べていく
表情はまるで少年

こちらの動画も食いしん坊っぷりが大爆発。巨大なソーセージとカツをケチャップやその他モロモロの調味料で味付けし、チーズをどっさりかけた丼、という味の想像がイマイチ付かない謎の料理を錬成したあげく、「うんめぇ」「サイコー」「大成功」と連発しながら爆食している。


語彙力ではなく、表情と食べっぷりで魅せる、それがジャンボさん独自のスタイル。彼こそ、日本一飯を旨そうに食う芸人だろう。

食事の旨さに言葉を失うジャンボ氏

池田さんではなく、このチャンネルでのジャンボさんの相棒とは

そうそう、ジャンボさんの動画の多くに、彼が「相棒」と呼ぶ、ふたつのものが登場する。
それが……

こちら

マヨネーズによってブーストがかかるジャンボ氏の食べっぷりにも注目だ

特茶とマヨネーズ
“体脂肪を減らすのを助ける”ことを打ち消すかのごとく、惜しみなくぶっかけられるマヨネーズ。相反する属性の両者が胃袋の中では一体どんなパーティを組んでるんだい?


とはいえ、このチャンネルの動画を見ていて思う。自分の作った料理を、こんなにも美味しそうに食べてくれる相手がいたら、と。恋人でも友人でもいい。だけど息子だったら最高だろう。そんな動画がこちら。
母親が作ったガチの手料理を頬張る、実家のジャンボさん。

ジャンボ氏の実家での食事
お母さんと楽しそうにおしゃべりしながら食事するジャンボ氏

この日の献立の、エビチリ、スパサラ、カツ丼、カツカレーという、衝撃のラインナップは、帰省した息子への母の愛、そのものだ。


ジャンボさんもジャンボさんで、食べる度に「世界で一番美味しいエビチリ」、「あなた(母)のスパサラ天才ですね」「最高のごはん!」と素直に褒めそやす。これって、簡単そうで意外と出来ないことだと思う。いや、何より素敵な親孝行なのかも知れない。


こんな息子さんを持って幸せですね、お母さん


とはいえ、このチャンネルを深夜などに見始めるとめまいがするほど飯テロをくらう上、冷蔵庫の相棒(マヨネーズ)の消費量も増えるという謎の現象も起き始める。でも、ジャンボさんの全力の食べる姿がクセになり、どうにもこうにも止められなくなる。

文/菜々山いく子

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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菜々山 いく子
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