「お客様」対「人」としてフォーカスしている
「分からない事があったらもちろんなんでも聞いていただいて大丈夫です。トッピングを言い忘れても、後で追加でお出しすることもできますし、足りない方でおかわりをする方もいらっしゃいます。できるだけお客様のお好みにお答えできるようにさせていただいてます。」(飯田店長)
忙しい中でもお客さんとのコミュニケーションを大切にする姿勢が印象的でした。食べ終わったお客さんの顔を見ていると、お腹だけではなく気持ちも満たされているように感じました。飯田店長はラーメン屋で働く前は、大手の会社でお菓子を売っていたそうです。
「お菓子が好きで、作るだけではなく販売もしていました。実演販売みたいな感じです。好きなものを作って売りたいんです。そこの会社を辞めた後もお菓子を売りたいと思っていましたが、ふと次は何をしようかと考えたときに、自分はラーメンが大好きで、経験したことのないラーメン業界に興味を持ちました。最後ってわけじゃないですけど、晩年だったので挑戦してみたいっていう気持ちがあってこの業界に飛び込みました」(飯田店長)
飯田さんは昔も今も、お客さんを笑顔にさせることに仕事のやりがいを持っているのだと実感しました。ラーメンが大好きな店長が作る一杯、二郎系初心者の方はもちろん、そうじゃない方にもぜひ足を運んでみて欲しいお店です。
清水くんのつぶやき「らーめん豚山編」
「ラーメン豚山五反田店さんで小ぶた980円をいただきました。初訪問。期待を裏切らないマシマシ量のフワホロアブラとクタヤサイ。ギュワリと柔らかデカ豚山脈の絶景は眺めて幸せ。食べ応え充分なワッシリ麺と口当たりまろやかで甘味のある乳化スープが初心者経験者問わず全世代のハートをガシリと鷲掴み」
「ラーメン豚山 五反田店」の店舗情報
[住所]東京都品川区東五反田1ー26ー6
[電話]非公開
[営業時間]11時~23時
[休日]年中無休
[交通]JR五反田駅から徒歩1分
※新型コロナウイルス感染拡大の影響で、営業時間や定休日は異なる場合があります。
清水くん
1998年7月10日生まれ。早稲田大学大学院修士1年。18歳で幼少からの憧れだった「ラーメン二郎」に足を踏み入れ、独特の雰囲気と中毒性のある美味しさの虜になる。大学3年時から一緒に「二郎」のラーメンを食べに行く「レンタル二郎食べる人」として活動。2020年は160人に同行し、依頼者の不安や疑問を解消した。食べたラーメンは250杯以上。テレビやラジオ、ネットニュースなど数多くのメディアに出演。
構成/白石あさえ、撮影/スギゾー