美味しさの決め手は高知県の黄金ショウガ
さっそく、サバの生姜焼きを作っていただいた。
厳選した脂のりバツグンのサバは半身まるごと使用。ホクホク、ふっくらした仕上がりにするために、まずは、スチームコンベクションでふっくらと蒸し焼きに。
そしてフライパンでタレをからめるという2工程で完成させる。
使用するショウガは、ショウガ生産量日本一を誇る高知県のもの。なおかつ香美市「坂田信夫商店」が長い年月をかけて開発、栽培を手掛けるブランドショウガ「黄金(こがね)しょうが」だ。
その名のとおり、すりおろすと見事な「黄金色」。一般的なショウガより繊維が少なく、辛みが強い。そして清涼感のあるさわやかな香りといった特徴を備えている。
「生姜焼き専門店としてスタートするにあたって、いろいろなショウガを取り寄せて試してみました」と神崎さん。「黄金しょうがは、あきらかにほかのものよりパンチがあって、際立つ美味しさになりました」。
黄金しょうがは、ショウガのインパクトを高めるために、粗めにすりおろす。
そして、ショウガの強さとバランスをとるために、少し甘めに調合した特製のタレに加える。
加えるといっても、そこは生姜焼き専門店。量が違う。
たーっぷり。「ドバドバ」と加える。
「こんなに入れていいのっていうくらい、入れてます(笑)」と神崎さん。
その量たるや1人前とは思えない、もりもりっぷり。
フライパンにサバを入れて、ショウガどっさりのタレを加えてからめる。
こんがり色よく仕上げて完成!
いざ、念願のサバの生姜焼きを実食!