×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

美味しさの決め手は高知県の黄金ショウガ

さっそく、サバの生姜焼きを作っていただいた。

厳選した脂のりバツグンのサバは半身まるごと使用。ホクホク、ふっくらした仕上がりにするために、まずは、スチームコンベクションでふっくらと蒸し焼きに。

サバはまず蒸し焼きに。ほどよく焼き上がる時間を見極めるべく、研究を重ねた

そしてフライパンでタレをからめるという2工程で完成させる。

こんがり焼きあがったサバ
こんがり焼きあがったサバ

使用するショウガは、ショウガ生産量日本一を誇る高知県のもの。なおかつ香美市「坂田信夫商店」が長い年月をかけて開発、栽培を手掛けるブランドショウガ「黄金(こがね)しょうが」だ。

黄金しょうが。1947年から生姜栽培を行う坂田信夫商店のブランドショウガ
黄金しょうが。1947年から生姜栽培を行う坂田信夫商店のブランドショウガ

その名のとおり、すりおろすと見事な「黄金色」。一般的なショウガより繊維が少なく、辛みが強い。そして清涼感のあるさわやかな香りといった特徴を備えている。

黄金しょうがは、10月中旬から11月下旬にかけて収穫される。辛み成分が一般的なショウガより多い
黄金しょうがは、10月中旬から11月下旬にかけて収穫される。辛み成分が一般的なショウガより多い

「生姜焼き専門店としてスタートするにあたって、いろいろなショウガを取り寄せて試してみました」と神崎さん。「黄金しょうがは、あきらかにほかのものよりパンチがあって、際立つ美味しさになりました」。

黄金しょうがは、ショウガのインパクトを高めるために、粗めにすりおろす。

そして、ショウガの強さとバランスをとるために、少し甘めに調合した特製のタレに加える

加えるといっても、そこは生姜焼き専門店。量が違う。

たーっぷり。「ドバドバ」と加える

「こんなに入れていいのっていうくらい、入れてます(笑)」と神崎さん。

その量たるや1人前とは思えない、もりもりっぷり。

黄金しょうがをたっぷり。これで1人前の量!

フライパンにサバを入れて、ショウガどっさりのタレを加えてからめる。

ショウガ入りのタレ。ガツンときいたショウガ風味
「家の生姜焼きとは別モノ」と驚くお客さんが多いそう

こんがり色よく仕上げて完成!

いざ、念願のサバの生姜焼きを実食!

次のページ
押し寄せる「ショウガの嵐」で体ぽっかぽか!...
icon-next-galary
icon-prev 1 2 3 4icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

池田 陽子
池田 陽子

池田 陽子

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。4月15日発売の5月号では、銀座の奥にあり、銀…