本物と遜色なし! プラントベースフードの旨さの秘訣とは
「プラントベースチキンライス」は、チキンとはあるものの、肉らしい弾力や繊維感を追究した大豆ミートを使用している。
この大豆ミートをカゴメの「野菜だし調味料」とウスターソースに漬け込むことで、肉汁が滴る感じをイメージさせつつ、大豆のニオイも気にならないようにしている。ご飯にはスーパースイートコーンをあわせて炊き込んでいて、ちょっと硬めでいい塩梅だ。
ソースは、デミグラスとトマトケチャップの2種類。
特に「プラントベースデミグラスソース」は、牛肉をじっくりと煮込んだデミグラスソースの美味しさを表現するため、オニオンソテーや赤ワイン、豆乳バターなどを用い、「野菜だし調味料」で旨みを底上げ。さらにフライドオニオンを使うことで、コクがある満足度の高いソースになっている。
なんといってもカゴメの代名詞であるトマトケチャップもプラントベースに。カゴメ独自のトマトピューレ素材に国産サトウキビ糖と沖縄の海水塩を入れ、贅沢に仕上げている。
食べてみた率直な感想は、舌触りや香り、そしてのどごしなど、どう食べてみても半熟オムレツがのったオムライスそのもの、ということ。見た目ほどの期待をしていなかったのだが、想像のはるか斜め上をいく美味しさにびっくりした。
そして、「プラントベースチキンライス」は「エバーエッグ」やソースとのバランスが絶妙で、コーンの甘さとプチッという食感やみずみずしさも楽しめる。ソースも「遜色がない」と言うのも申し訳ない美味しさ。
代替品という立ち位置ではなく、「プラントベースをわざわざ選んで食べてほしい!」という、『2foods』と『カゴメ』の熱い思いが感じられた。
ちなみに「2foodsプラントベースオムライス」は、デミグラスソースの場合は508キロカロリー、ケチャップだと461キロカロリー。Googleで「オムライス カロリー 平均」で調べたところ、いわゆる普通のオムライスはだいたい700~800キロカロリー程度なので、やっぱりヘルシーなのである。