卵不使用なのに本格オムライスの不思議
世界的に盛り上がりを見せている、プラントベースフード。いわゆる肉や魚、卵、乳製品といった動物性のものは使わない食品のことだ。メインとなるのは野菜や果物、豆類やナッツ等だから、野菜類がたっぷり摂れてヘルシー。植物性食品は生産過程においても地球環境にやさしい。だから、いただくことでなんだかいいことをしているような気持ちになれる。
さて、そんなプラントベースフードブランド『2foods』を手掛ける株式会社TWOと老舗企業のカゴメ株式会社がタッグを組んで開発した、「2foodsプラントベースオムライス」がこの度発表された。
私、ライター市村がその発表・試食会に伺ったところ、実物を見てまず驚いたのは、どうしても玉子にしか見えないそのビジュアル。
このプラントベースエッグ「Ever Egg(エバーエッグ)」はニンジンと白いんげん豆をベースに、特許出願中の独自技術「野菜半熟化製法」を用いて、洋食店で出てくるような「ふわとろ食感」を目指したんだそう。野菜とお豆でできているから、動脈硬化などを引き起こす原因とされているコレストロールがゼロなのも魅力だ。
そしてこのオムライスには、1食分で約120gの野菜が使用されている。
なお、このオムライスは冷凍食品になっていて、玉子部分は「プラントベースエッグ エバーエッグ」、ご飯は「プラントベースチキンライス」、ソースは2種類「プラントベースデミグラスソース」、「プラントベーストマトケチャップ」を使用。
調理は電子レンジでも湯煎でもOKなので楽チンだし、賞味期限が1年間なのもいい。