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全国屈指の水産県・宮城。マグロやカジキ類、ヒラメ、サンマの生産量は全国トップクラスで、昔からワカメやホヤ、カキなどの養殖業も盛んだ。近年は、宮城発のブランド魚も数々誕生している。今回は、あるブランド魚に特化した1軒をご紹介したい。

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宮城が誇るブランド銀鮭「銀王」が看板

仙台一の繁華街である国分町に2019年オープンした『宮城ゴチ酒場 銀結び』は、三陸地方に位置する女川(おながわ)で育てられた“銀鮭のキング”「銀王」を幅広く味わえる大衆居酒屋だ。

「何かに特化したお店をやりたいと思っていた時に、銀王の存在を知りました。飲食業界では天然がよしとされがちですが、地球温暖化や異常気象の影響もあり、今後は天然にこだわり続けるのは難しいだろうと感じています。養殖技術は驚くほど進化していますし、銀鮭に関して言えば宮城県は全国の養殖生産高の9割を占めているんです。使わない手はないなと」。開業のきっかけをこう語ってくれたのは、店主の田畑雄介さん。

飲食店などが入ったビルの2階。1階では、洋テイストを前面に押し出した『鮭cafe&bar 銀結び』も営業する
飲食店などが入ったビルの2階。1階では、洋テイストを前面に押し出した『鮭cafe&bar 銀結び』も営業する

お店はビルの2階に位置。店内には約20席を設え、壁には銀王を使ったメニューが所狭しと貼られている

お酒が進むアテや和食を中心に、「銀王のポワレ ブルギニオンバター」や「銀王のフリット」といったフランスやイタリアの風を感じさせるメニューもちらほら。その数なんと約100種類! 「上品な脂のり」「ツヤのある身質」「しっかりとした味わい」が持ち味の銀王は、汎用性が実に高いのだ。

銀王は生でも火を通してもOK。食材としてのポテンシャルが高いので、アレンジの幅が広いんです。ただ存在感のある魚なのでどんな食材にも負けないと思いきや、脂がすごく繊細なためクセの強い香味野菜とは合わないこともあります」。

今まで100種以上のメニューを考えてきたが、田畑さんの頭の中にはまだまだアイデアがあるそうで、今後も新メニューを小出しにしていく予定だとか。

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まず食べてほしい! 自慢の3品...
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