約10年、東映社員のお遣い物として愛される焼き印マドレーヌ
ときは2012年の秋。当時の東映東京撮影所の所長が「東映らしい手土産を作れないか」と考え相談をしたのが、東映東京撮影所のお膝元・大泉学園駅にある洋菓子店『西洋菓子おだふじ』。
お店の人気商品「和みのマドレーヌ」をベースに作った“東映マドレーヌ”は、取引先となるテレビ局や制作会社へのお中元、お歳暮、忘年会への手土産、コンサートや舞台観劇での差し入れとして重宝。
2022年2月3日に行われた東映ラインナップ発表会では、取材に来たマスコミへ配布されたほか、グループ会社会長のお別れの会の返礼品としても配られました。
企画部署では、主に撮影現場への差し入れに持っていくことが多く、最近では2022年6月17日に公開される映画『妖怪シェアハウス』の現場にも差し入れたそう。
約10年に渡り、東映社員のお遣い物として愛され、映画業界では知られた商品だったのが、2021年3月20日にテレビ東京の『出没!アド街ック天国』で取り上げられたことから「お店で売ってほしい!」の声が殺到。
その声に応えて2022年の元日から『おだふじ』の店頭で発売開始。半年で15000個を売り上げるヒット商品になっています。
それは気になるということで購入して実食! 「東映焼き印入り 和みのマドレーヌ」は、6個入り(1400円)と12個入り(2900円)があり、12個入りは風呂敷がかかり高級感が漂います。
食べてみたら、しっとりとした生地からバターがふわり。そして、中に入っている大粒の丹波黒豆がいいアクセント。素朴な味でペロリとたいらげてしまいました。
この「東映焼き印入り 和みのマドレーヌ」、2022年7月8日から映画館の「丸の内TOEI」、「渋谷TOEI」でも期間限定で販売が決定! 『おだふじ』では6個入り、12個入りの販売ですが、映画館では1個300円の個売りのみで展開。映画鑑賞のお供にどうぞ。
取材・撮影/編集部えびす