小麦やでん粉を使うことも
答えは、(2)のせんべいです。
せんべいの原料はうるち米ですが、それ以外に小麦粉やでん粉を使うこともあります。
せんべいの作り方
『草加せんべい』など、現在一般的なせんべいの作り方は、うるち米を細かい粉にした米粉に熱湯を注いで練り、蒸した後に杵(きね)でつきます。その後薄く伸ばして型抜きし、天日干しなどで乾燥させたものを焼いて、醤油だれなどを塗って完成です。
関西には、小麦粉を原料とし、玉子と砂糖を混ぜた生地を鉄板で焼き上げる『瓦せんべい』があります。愛知県などでは、原料のでん粉に海老などの海産物を混ぜて油で揚げたり鉄板で焼いたりする『海老せんべい』が見られます。
あられ・おかきの作り方
あられとおかきは、ともにもち米を原料とし、作り方もほぼ同じです。
お餅を細かく割ったり薄くスライスしたりして、乾燥させ、焼く(焼きもち)か、揚げます(揚げもち)。味付けに塩や砂糖醤油などをまぶして完成です。
あられとおかきの違いは、おもに「大きさ」の違いです。一般にはおかきは5cm以上の大判のものを指し、それより小さ目のものがあられです。また形状について決まりはありませんが、おかきは四角いものが多く、あられは細かく丸みを帯びたものが多く見られます。
(参考)
[1] あられ・おせんべいができるまで(全国米菓工業組合)
https://www.arare-osenbei.jp/make/
[2] 草加せんべいの製造工程(草加市役所)
https://www.city.soka.saitama.jp/cont/s1403/010/010/020/senbei.html