SNSで最新情報をチェック

実直で繊細な江戸前の仕事に舌鼓『鮨 山沖』

続いてはカウンターのみ、7席だけの小さなお寿司屋さん。とはいえ、たとえばコハダは酢の〆加減が絶妙なうえに柚子が上品に香るスズキの昆布締めにはゴマをかまし、食感だけでなく妙味も楽しい一品に。さらにヅケには和辛子を添えて口の中で香と味を膨らませ、煮ハマグリには貝の、車エビにはエビのダシを加えた煮ツメを用意するなど、大将の山沖さんの仕事ぶりは実に丁寧で繊細

『鮨 山沖』
『鮨 山沖』

当然どのネタも抜群の味わいで、江戸前寿司の奥深さを堪能させてくれる。日替わりで17種ほど揃えるネタを使ったランチは2500円、3500円、5500円の3種を用意。お好みでも一貫330円から楽しませてくれる。どんなネタがどんな仕事をされて待っているのか。思い浮かべるだけで笑みがこぼれるってものです。

十カンと巻物・椀 3300円 手前左から時計回りに小肌、中トロ、スミイカ、ヅケ、赤貝、すずき昆布〆
写真手前から時計回りにイワシ、玉、かんぴょう巻き、穴子、ウニと小柱
写真手前から時計回りにイワシ、玉、かんぴょう巻き、穴子、ウニと小柱

[住所]東京都中央区日本橋室町1-12-14
[電話番号]03-5201-8009
[営業時間]12時~14時(土は昼のみ)、17時~22時
[休日]日、第4土・祝不定休
[その他]席カウンターのみ、全7席/全席禁煙/予約可/カード可/サ・お通し代なし
[交通]地下鉄銀座線ほか三越前駅A4出口から徒歩2分

次のページ
江戸の流儀と北陸の美味の融合『鮨うら山  日本橋』...
icon-next-galary
icon-prev 1 2 3icon-next
関連記事
あなたにおすすめ

関連キーワード

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。4月15日発売の5月号では、銀座の奥にあり、銀…