江戸の流儀と北陸の美味の融合『鮨うら山 日本橋』
江戸前ではあまり見かけないノドグロや白エビなどが並ぶのは『鮨うら山 日本橋』。それもそのはずで、名古屋に本店・支店を構える、北陸エリアの食材を主とした創作鮨で有名な「鮨うら山」が、北陸の味わいを東京に伝えたいと日本橋にも支店を構えたのだ。
天日干しのブレンド米に赤酢と米酢の合わせ酢を使用したほの甘いシャリ、ブリやズワイガニといった上質な旬材は北陸の味そのまま。そこにネタを寝かせたり、煮切りやツメで仕上げるといった江戸前の丁寧な仕事を施し、さらに切り付けや薬味のあしらいなどで現代風なアレンジも加えた握りは見た目も楽しく、まさに良いとこどりとあって舌鼓必至。次はどんな一貫が供されるのかワクワクが止まらない。
通し営業なので使い勝手もよく、日本橋散策の途中で立ち寄りたい秀逸店だ。
[住所]東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー地下1階
[電話番号]03-3516-3366
[営業時間]11時半〜22時半(22時LO)
[休日]日、第1・3月
[その他]席カウンターあり、全28席/全席禁煙/予約可/カード可/サ・お通し代なし
[交通]地下鉄銀座線ほか日本橋駅B6出口から直結
撮影/鵜澤昭彦、西﨑進也(鮨うら山 日本橋) 取材/編集部