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いざ実食! 家系ラーメンの春巻きに震える

それはもう、一刻も早くいただきたい。数あるメニューの中からやや冒険(!)して、「横浜家系ラーメン春巻き」(320円)を注文

「横浜家系ラーメン春巻き」(320円)
「横浜家系ラーメン春巻き」(320円)

ひと口かじれば、皮が薄氷にようにサクサクッと割れ、中からじゅわっとトンコツ風味。海苔、チャーシュー、麺も入って、たしかにこれは「家系ラーメン」! 濃厚な味わいを皮が包み込み、つまみのようにラーメンが食べられる。当然、ビールが進む。

次は生春巻きへ。1周年スペシャルメニューだという「本鮪の赤身と漬けクリームチーズの生春巻き 黄身醤油ソース」(650円)。マグロと「漬け」クリームチーズに、ちょこんと添えられた海苔佃煮がいい仕事してる。さらに黄身醤油ソースのコクが加わり……たまりません。

「本鮪の赤身と漬けクリームチーズの生春巻き 黄身醤油ソース」(650円)
「本鮪の赤身と漬けクリームチーズの生春巻き 黄身醤油ソース」(650円)

これだけたくさんの春巻きがあれば、お酒もいろいろ欲しくなる。アルコール類は、ビール、紹興酒、焼酎、ワイン、ウイスキー、サワーなどを揃える。日本酒は常時あるわけではないが、スタッフに尋ねてみてほしい。

提供するメニューによっては、品川区中延にある日本酒専門店『シュウ・サケ」にセレクトを依頼している。例えば、「本鮪の赤身と漬けクリームチーズの生春巻き 黄身醤油ソース」には、富山県高澤酒造場の「AKEBONO LIGHT」をペアリング。これがまたピッタリなのである。

平野さんの名刺には、「店主」より大きく「春巻きクリエイター」と書かれている。1周年を過ぎても、100を超えても、もちろん新たな春巻き創作は続く。

正直言えば、ネタが尽きて、スーパーやコンビニを回ってはヒントを探してます。何かひらめかないかと、お客さまに、好きな食べ物や調味料を聞いてみることも多いんです。よかったら、『こんな春巻きが食べたい』とリクエストしてみてください」

ちなみに、101作目となる新作は「イカと大葉の明太クリームパスタ春巻き」(320円)。平野さんが、今試してみたいと考えているのは「激辛系と、ハンバーガー春巻き」だという。

「イカと大葉の明太クリームパスタ」(320円)
「イカと大葉の明太クリームパスタ春巻き」(320円)

どこまで進むのか『はるまきバトン』。全メニュー制覇、挑戦してみたい⁉

店主渾身の春巻きのバトンを受け取ってみて!
店主渾身の春巻きのバトンを受け取ってみて!

■『はるまきバトン』
[住所]東京都品川区小山台1-21-16 山田ビル101
[電話番号]03-4288-8346
[営業時間]11時半~14時半、17時~22時
[休日]月
[交通]東急目黒線武蔵小山駅から徒歩2分
※一部、テイクアウトできない春巻きメニューもあります。なお、その日提供される春巻きは定番、日替わり合わせて約20種類です。

取材・撮影/本郷明美

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本郷明美
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