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「体重コントロールは結構悩みなんですよ」

それから数年後、初めてFM東京(当時)の子会社FMサウンズのロビーで会話したジュリーは地味なファッション(前章参照)に加えて、テレビで観るより随分と太って見えた。

“ツアーが終わると太っちゃうんだよ。太りやすい体質なんだろうね。ツアーの前はランニングとかトレーニングして体重を落とすでしょう。ツアー中は、とにかくお腹が減るので1日に5、6食は食べちゃうけど、ステージでの運動量が多いからまったく太らない。で、ツアーが終わっても胃袋は大きいままだから、ついつい食べてしまう。そこから少しづつ食事の量を減らして、トレーニングをしてまた元に戻す。そして次のツアー。その繰り返しなんだ。今はちょうどツアーが終わって中休みなんで、ツアー中より10キロぐらい太いんじゃないかなあ。体重コントロールは結構悩みなんですよ”

2022年、デビュー55周年を迎えた沢田研二は“ジュリー”時代に比べて随分と太っている。美青年はいつしか後期高齢者目前だ。それでも沢田研二は歌い続けている。何故、彼は歌い続けられるのかを次章では明らかにしたい。

沢田研二のアルバムの数々

岩田由記夫
1950年、東京生まれ。音楽評論家、オーディオライター、プロデューサー。70年代半ばから講談社の雑誌などで活躍。長く、オーディオ・音楽誌を中心に執筆活動を続け、取材した国内外のアーティストは2000人以上。マドンナ、スティング、キース・リチャーズ、リンゴ・スター、ロバート・プラント、大滝詠一、忌野清志郎、桑田佳祐、山下達郎、竹内まりや、細野晴臣……と、音楽史に名を刻む多くのレジェンドたちと会ってきた。FMラジオの構成や選曲も手掛け、パーソナリティーも担当。プロデューサーとして携わったレコードやCDも数多い。著書に『ぼくが出会った素晴らしきミュージシャンたち』など。 電子書籍『ROCK絶対名曲秘話』を刊行中。東京・大岡山のライブハウス「Goodstock Tokyo(グッドストックトーキョー)」で、貴重なアナログ・レコードをLINN(リン)の約400万円のプレーヤーなどハイエンドのオーディオシステムで聴く『レコードの達人』を偶数月に開催中。最新刊は『岩田由記夫のRock & Pop オーディオ入門 音楽とオーディオの新発見(ONTOMO MOOK)』(音楽之友社・1980円)

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