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隠れ肥満に注意

日本肥満学会では、BMI 25以上を「肥満」、18.5以下を「低体重」としています。前述のとおり、BMIはさまざまな疾患のリスク判定に有用であることが多くの研究から明らかとなっています。しかしこれはあくまで統計上のことであり、個人の状態を正確に示すものではないことに注意する必要があります。

身長と体重から単純に計算されたBMIだけでは、筋肉質なのか脂肪過多なのか区別できず、内臓脂肪の多寡も判断できません。また、BMIは標準でも、体脂肪率が高い「隠れ肥満」が最近の若い女性に多くみられると言われます。個人差があることを考慮した上で、測定値の増減の傾向に注意すれば、BMIは健康維持に役立つ指標の一つとなることでしょう。

日本肥満学会による肥満度分類

(参考)
[3] 肥満と健康|e-ヘルスネット(厚生労働省)
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-02-001.html

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圓岡太治
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