×

気になるキーワードを入力してください

SNSで最新情報をチェック

icon-gallery

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・恵比寿にあるうなぎ店『恵比寿 鰻 松川』です。

※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています。

極上の空間で、最高級のうなぎを味わう贅沢なひと時を

店に向かう道すがら、高まる期待にがぜん胃袋が騒ぎ出す。理由のひとつはここが幻の高級ブランド「共水うなぎ」のみを扱う数少ない店だからだろう。生産者との付き合いは40年ほど。しかも2代目が家業を継ぐ前に修業した店の親方は、ブランドの開発にも携わったという腕利きの職人だ。

その想いも継承する老舗の名店となれば食べる前からもうそわそわ、登場した貴婦人の如きうなぎに身震いである。

鰻重桃(吸物・お新香付)4300円 ※夜は突出し2点・吸物・お新香・デザート付4700円

『恵比寿 鰻 松川』鰻重 桃(吸物・お新香付)4300円 ※夜は突出し2点・吸物・お新香・デザート付4700円 とろっとほどける舌触り。タレは醤油とみりんだけの潔さ。昭和46年創業の店は長年恵比寿駅近くで営業していたが5年前に移転。町のうなぎ屋から高級感ある装いに。樹齢300年の檜の一枚板カウンターや庭を備えた個室がある。2代目は安藤幸治さん

大井川の伏流水を使い、長期間かけて大切に育てられるそれは、層状に入る脂がとろりと舌を包む上品さ。天然に似た甘い香りも特徴だ。

砂糖を一切使わないタレはこの「共水うなぎ」しかくぐらせない贅沢さで、夏場は気付かない程度に醤油を多めにするなど繊細な配慮がまた素晴らしい。料亭のような店の佇まいも、高揚感をグッと高めてくれる。

『恵比寿 鰻 松川』

[住所]東京都渋谷区恵比寿南2-21-7
[電話]03-6692-5224
[営業時間]11時半~14時(13時半LO)、17時~21時半
[休日]日曜日・第1月曜日
[交通]JR山手線ほか恵比寿駅西口から徒歩7分

撮影/大西尚明、取材/肥田木奈々

※2022年8月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

icon-gallery
関連記事
あなたにおすすめ

関連キーワード

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。4月15日発売の5月号では、銀座の奥にあり、銀…