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東京をスタートして最初の大型SAとなるのがパサール守谷(下り)。そこには東京の有名店の直営店やプロデュースのお店がたくさん並んでいるのが特徴です。今回、紹介するのは東京渋谷で1961年にオープンした老舗の中国料理店「南国酒家」が出店した「広東麺飯房」による人気メニューです。


身体がポカポカと温かくなる旨くて辛いラーメン!

おいしいラーメンと、おいしい中国料理をミックスさせた麺料理。それが「南国酒家 広東麺飯房」の人気メニュー「うま辛麻婆麺」(980円)です。名前の通り、麻婆豆腐の中に麺が入っている一杯。実際のところ、麺はぜんぜん見えませんが、しっかりと中に入っています。花椒醤と麻辣醤のブレンドによって生み出される、ほどよい辛味と香りが楽しめます。ただし、辛さはほどほど。もっと激辛が欲しい! という方は、「鬼辛麻婆麺」(1200円)をお試しあれ!

日本のおいしい中国料理を生み出した老舗中国料理店

今から60年ほども前になる1961年に東京渋谷に誕生した「南国酒家」。広東料理をベースにしつつ独自の工夫を加えて「美味しい日本の中国料理」を生み出してきた老舗店です。創業時に作られた「かにの玉子入りふかひれ」やパイナップルを使った「広東風酢豚」「五目あんかけやきそば」「たらば蟹とレタスのチャーハン」などは、広く日本に広まった中国料理のルーツとされています。

※本稿の内容は2022年9月取材時の情報です。

店舗情報】
◆『南国酒家 広東麺飯房』
[住所]:常磐自動車道・パサール守谷(下り)内
[定休日]:なし
[営業時間]:11時~21時(ラストオーダー20時半)

文/鈴木ケンイチ 写真/NEXCO東日本

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