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1年がかりで完成「背徳のガーリックバターソース」

難しかったのがサバとソースとの調整です」と日高さん。目指したのは「サバとソース、どちらも主役」のサバ缶。ガーリックバターソースの濃厚でインパクトのあるおいしさを、くどくしょっぱくならずに仕上げるのが至難の業だったという。「缶詰製造担当者の方にはこんなに濃くて、量が多くて大丈夫??? と驚かれました(笑)」

と、ここまでソースの話を続けてきたがサバに関してももちろん、徹底的なこだわりがある。

厳選した鮮度バツグンの八戸のサバをスピーディに、生詰め。素材そのものの旨み、食感もバツグンによく仕上がる。

また、身を崩さず、食感のメリハリをキープし、美しく仕上げるために機械を使わず、ていねいに手詰めする。

旬の八戸水揚げのサバを生で手詰め。生かそうでないかは、食べてみると違いは歴然
旬の八戸水揚げのサバを生で手詰め。生かそうでないかは、食べてみると違いは歴然
手詰めされたサバ。美しい!
手詰めされたサバ。美しい!

試行錯誤を重ねた「サバにぴったり合致するソース」を加えて、1年がかりで「CANDISH saba 背徳のガーリックバター」が完成!

商品名は、「ガーリックバターソースが『悪魔的においしい』という、お客様の声からヒントを得ました」と商品本部マーケティング部部長の大塚洋和さんが説明する。

サバとガーリックバター。パンチがありすぎる組み合わせに、社内でも「えー、ホントに!?」という声が多かったそう。けれど「みんな食べてみると、『おいしい!』と言ってくれました」と日髙さんは笑顔で語る。「ソースを最後の一滴まで味わい尽くしてほしい」とみなさんが声をそろえる自信作が誕生した。

「ガーリックバターサバ缶」を実食!

前代未聞のガーリックバター風味のサバ缶を、いざ実食!

サバとガーリックバター、何度も繰り返すが2大こってり。口にするだけでトゥーマッチ感全開……。さて、いかがなものか。

缶を空けると、ん? ふわーっとバターのいい香り。おっ。

開けてみると、このとおり「バタだく」です
開けてみると、このとおり「バタだく」です

きゃー! まろやかなバターソースにくるまれたサバのとろけるようなおいしさったら!

バターソースにもサバにも雑味がなく、はっきり言って「サバのいいところ」と「バターのいいところ」しかない味わい !!

バターのてりてりが妖しくからんでいます……。背徳オーラあふれすぎ!
バターのてりてりが妖しくからんでいます……。背徳オーラあふれすぎ!

ええ、しつこい、くどいはみじんもございません! これは八戸のサバのピュアな脂、そして生詰めによるフレッシュ感とソースのクオリティの高さによる完成度! 極上のケーキは、「良質な小麦粉とバターと卵あってこそ!」的な仕上がりである。

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「ガーリックバターサバ缶」をアレンジ!...
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この記事のライター

池田 陽子
池田 陽子

池田 陽子

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