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サバファンが集う「全日本さば連合会」広報担当サバジェンヌこと池田陽子さんによるとっておきのサバグルメをお届け。今回は年に一度のサバの祭典についてです。

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3年ぶりに開催! 場所は長崎県松浦市

世界中の!! 日本中のサバファンのみなさば! はっ、みなさま!! お待たせしました! サバグルメの祭典「鯖サミット」が3年ぶりに開催されますよー!

全国の多彩なサバ料理が楽しめる、鯖サミット。全さば連が事務局となって、2014年から毎年、秋に産地およびサバに力を入れている地域を巡回して開催、毎年数万人の来場者で大にぎわい!!

7回目を迎える今年の開催地は、ブランドサバ「旬さば」で知られる、長崎県松浦市

「鯖サミット2022 in 松浦」(主催:鯖サミット2022 in 松浦実行委員会/協賛:一般社団法人まつうら観光物産協会/特別協力:一般社団法人鯖協会、全日本さば連合会)として、10月29(土)、30日(日)に、松浦市文化会館で開催される。

全国津々浦々のサバ産地のサバ料理が楽しめる、年に一度のサバの祭典「鯖サミット」。「第20回松浦水軍まつり」と同時開催
全国津々浦々のサバ産地のサバ料理が楽しめる、年に一度のサバの祭典「鯖サミット」。「第20回松浦水軍まつり」と同時開催

松浦はなんと、2度目の開催! 2018年の開催時の来場者は4万5000人。ちなみに松浦市の人口は2万1464人(令和4年8月)! 人口の倍以上というサバファンが大挙して、午後にはどのブースも売り切れという大盛況だった。

2018年の「鯖サミットin 松浦」の風景。サバファンで大賑わい!
2018年の「鯖サミットin 松浦」の風景。サバファンで大賑わい!

ところで松浦市って……どこ? どんなところ? という人に説明しておこう。

長崎県の北東部に位置し、北は玄界灘と伊万里湾、南は佐世保市、東は佐賀県伊万里市、西は平戸市に隣接。伊万里湾の沖合いに浮かぶ、福島、鷹島、青島、黒島、飛島などの島々を含む海沿いの自然豊かな町だ。

松浦は、自然豊かな海沿いの町
松浦は、自然豊かな海沿いの町

食の幸にも恵まれているがなんといっても、青魚!! アジの漁獲量は日本一、そしてサバの漁獲量は日本3位!

調川(つきのかわ)漁港に位置する松浦魚市場は、日本遠洋旋網漁業協同組合(略称:エンマキ)の水揚げ基地。その7割がサバ、アジという日本有数の「青光り市場」である。

全国でもトップクラスの漁獲量を誇る松浦魚市場。ジェンヌさんも行きましたが暗闇でも光るほどサバとアジが水揚げされておりました

松浦が誇る旬さばは、長崎県五島海域から対馬海峡で10月~翌2月に日本遠洋旋網漁業協同組合の所属船団が漁獲する1尾400g以上のマサバ。1996年にブランド化された。

水揚げ全総量に対して、旬さばの規定を満たすサバは希少
水揚げ全総量に対して、旬さばの規定を満たすサバは希少

「旬さば」の漁場は、五島海域から対馬海峡。大小多くの島々と、リアス式海岸からなる長崎。岩瀬、浅瀬、砂地など複雑な地形と、そこに流れ込む対馬海流によって良質のプランクトンが多く生息している「豊穣の海」。

その味わいは、バツグンの脂のりにもかかわらず、しつこさ、くどさはまったくなく、それどころか「透明感」に満ちあふれている。弾力ある歯応え、そのあとにすっと押し寄せる「しっとりした」上質な脂。肉でいえば「上質な赤身肉」。洋服にたとえれば、着心地のいい上質な老舗ブランド的!

日本遠洋旋網漁業協同組合では、そんな旬さばを使ったサバグルメの加工も行っている。

組合だからこそ成しえる「水揚げから加工まで」の一貫した体制で水揚げ後、スピーディに加工。旬サバ本来のおいしさを堪能できる。 

「エンマキ食堂」の名前で揃う豊富なラインナップから、ジェンヌおすすめ商品をご紹介!

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ジェンヌおすすめの「旬さば」グルメを一挙紹介...
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池田 陽子
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