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チュニジアの餃子「ブリック」 店の味をヒントにオリジナルレシピに挑戦!

酒のアテを求めて、まずは「ひつじのたたき」から。皿いっぱいに盛り付けられてボリュームたっぷり。全く臭みがなく、箸が止まらない!

そして、この店でおススメしたいメニューが、アフリカ・チュニジアの餃子「ブリック」。大きな三角形の春巻きみたい。サクサクの皮を破ると、中からチーズとたまごが混ざり合い、とろ~り溶け出して、羊のミンチにからんで絶妙な美味しさ!

ブリック

僕は店で食べながら、「この料理、材料は?どうやって作っている?自分ならどう作る?」と考えています。店の味を参考に、自分のレシピに落としこんだりすることも多いですね。

「ブリック」も、オリジナルで作ってみました。羊肉は手に入りにくいから、代わりに合いびき肉で代用できます。手順は、以下の通り。

(1)火が通りにくいひき肉は、先に炒めて、カレー粉とケチャップで味つけする
(2)春巻きの皮に炒めたひき肉をのせて、上からピザ用チーズを散らし、生卵を割って落とす
(3)春巻きの皮を折り畳み、水で溶いた小麦粉で巻き終わりをしっかりとめる
(4)170℃~180℃の高温でさっと揚げてできあがり

「ラムチョップ」の薫香で、ハイボールが進む進む

「ブリック」とともに、特におススメしたいのが「ラムチョップ」。燻したスモークチップで、ラムチョップを瞬間で燻製しているようで、ふわっと薫香が漂って、非常に美味しい。ハイボール、もう一杯!

ラムチョップ

箸休めには、「北京風レタス炒め」。レタス半玉はあろうかという量を使ったシンプルな中華炒めなんだけど、全然辛くないから、いくらでも箸が進みます。オイスターソースがベースになっていて、ほのかなニンニクの風味が、口直しにベストな組み合わせです。

最後は、ケバブ(シシカバブ)。定番の細長いハンバーグのような形に、クミンといった香辛料が巧みに使われていて、食欲が刺激されますが、本日はこれにて終了。

ハイボール2杯に赤ワインの6種飲み比べセット、バラエティに富んだ数々の料理をいただいて、お会計は6900円。最強コスパで酔いしれる“酒飲みの楽園”です!

『ひつじや飯田橋店』の店舗情報
〔住所〕東京都千代田区富士見2-3-8横江ビル2F
〔電話〕03-6380-9717
〔営業時間〕11時~15時(LO14時半)、17時半~23時(LO22時半)
〔休日〕無休
〔交通〕JR中央・総武線飯田橋駅西口から徒歩2分
※新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前にお店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。

リュウジ
料理研究家。1986年、千葉市生まれ。Twitter やYouTubeで日々更新する料理動画やレシピが、「簡単に爆速で美味しく作れる」と大人気。YouTube チャンネル「料理研究家リュウジのバズレシピ」の登録者数は330万人で、SNSを含めた総フォロワー数は720万人を超える。2020年、『ひと口で人間をダメにするウマさ!リュウジ式悪魔のレシピ』(ライツ社)で「第7回料理レシピ本大賞」を受賞。22年には、定番料理100品のレシピを集めた『リュウジ式至高のレシピ』(ライツ社)で「第9回料理レシピ本大賞」を受賞し、2度目の栄誉に輝く。「料理のお兄さん」として自炊の楽しさを広めようと、多方面で活躍している。

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おとなの週末Web編集部
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