台風直撃の合間を縫って訪れた話題の「海老かつ丼」
2軒目は、渋谷区東にあるエビかつ屋『海老山』さん。連日行列の人気店と友人から聞き、来月は「かつ特集」かなと思っていた矢先、たまたま TVの情報番組で取り上げられているのを見て、その日の内に慌てて来訪。だって、混んじゃうんだもの!
この日は台風が関東直撃、かつ16時〜17時という谷間の時間に伺ったのもあってすぐに入店。とはいえ、昼ご飯でも夜ご飯でもないその時間帯にも私の前後にはお客様が。絶対、今日来ておいてよかった。
店内は、白を基調としたシンプルで清潔感のある内装。「海老かつ丼」と「かつ丼」のみの2枚看板の潔さも好感度大。
運ばれてきた「海老かつ丼」は、揚げたてぷりぷりのエビがぎゅうぎゅうに7尾乗って、奥のエビを掘り起こす、さながら宝探し気分。甘辛いタレが衣に染みて、ご飯が進んじゃうったら。
おっと、いくつかのエビをどかすと、エビとご飯の間に黄色い玉子のお布団がかかっている。ふわふわ卵がトロトロとご飯に絡み、振りかけられた胡椒がぴりりと効いて甘辛エビかつとのバランスが抜群。
ちなみに、ほぼ恵比寿にお店を構えたのは、「えび」かつと「えび」すを掛けたかったのだそう。ふふ♡ 谷間の時間狙いで、みなさまぜひ! では、また来月!
■『海老山』
[住所]東京都渋谷区東2-23-6 第2池田ビル1階
[電話番号]03-6427-6092
[営業時間]11時〜21時
[休み]不定休
[交通]JR山手線ほか渋谷駅新南口から徒歩12分、JR山手線ほか恵比寿駅東口から徒歩15分
■吉田 羊(よしだ よう)
2月3日生まれ、福岡県久留米市出身。小劇場を中心に活動後、TV・映画などの映像へと活動の幅を広げる。2007年『愛の迷宮』で連ドラデビュー、2014年には『HERO』でクールな女性検事を演じ注目を集める。映画『ビリギャル』では第39回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した。2021年には舞台『ジュリアス・シーザー』で第56回紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞。現在は、映画・ドラマ・舞台・CM・ナレーションと幅広く活動。2022年には俳優デビュー25周年を迎えた。
※記事の内容・情報は、2022年10月号掲載時のものです。最新情報はお店のSNSやHP等でご確認ください。