SNSで最新情報をチェック

【豚骨ラーメン】

『六感堂 ROCK’AN DO(ろっかんどう)』’22年9月16日OPEN! @池袋

透明でも旨みはしっかり。油でごまかさない豚清湯

個性の強いラーメンがひしめく池袋で異彩を放つのが、この美しき豚清湯。透き通るような見た目からは想像もつかないが、まぎれもない純豚骨ラーメンだ。肉がたくさん付いた肩ガラとまろやかなコクが出る豚頭をコトコト12時間炊き、上品な豚の旨みを引き出す。

豚そば 900円

『六感堂 ROCK’AN DO(ろっかんどう)』豚そば 900円 麺は歯切れのよい細ストレート麺。表面はしなやかでスープによく馴染む

クセの出やすい豚頭は、3時間ローストしてから煮るのがポイント。ダシがよく出るほか、スープにほのかな香ばしさも加わって、いいフックになる。油はラードのみ。香りは重ねない。醤油ダレも然り。ダシ素材は加えない。目指すのはシンプル。上品な豚の旨みと醤油だけで魅せるおいしさに、豚骨ラーメンの深淵を垣間見た。

『六感堂 ROCK’AN DO(ろっかんどう)』

[住所]東京都豊島区北池袋2-23-5 サンフェニックス山田1階
[電話]03-6912-6009
[営業時間]11時半~14時45分LO、18時~21時半(21時15分LO)
[休日]日夜、水 
[交通]JR山手線ほか池袋駅C1出口から徒歩3分

『らーめん 三浦家(みうらや)』‘22年8月8日OPEN @金町

豚骨の純粋な旨みを凝縮した実力派の1杯

開店前から客待ちが当たり前になるまで、オープンからわずか1か月。家系ラーメンの『武蔵家』の総大将をつとめた実力派が作るラーメンは、こってり濃厚で中毒性が高い。かといって、ジャンク過ぎないのは、丁寧に下処理した豚骨と鶏ガラのおかげか。直前にブレンドする生醤油の香りが立ち、どこか上品さを感じる。

ラーメン 650円

『らーめん 三浦家(みうらや)』ラーメン 650円 有明産の海苔は肉厚

家系では太めになる麺はもちもちで、スープをしっかり持ち上げる。阿波尾鶏からとった鶏油で脂の旨さもあるため、ガッツリ食べた満足度が高い。チャーシューは低温調理後に煮て、4時間燻製。程よく柔らかく、肩ロースの旨みがしっかりと残っている。

『らーめん 三浦家(みうらや)』

[住所]東京都葛飾区金町6-5-1 ベルトーレ金町1階
[電話]03-5648-3040
[営業時間]11時~23時LO
[休日]無休※当面の間
[交通]京成線ほか金町駅から徒歩1分

撮影/小島昇、取材/松井さおり

※2023年2月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

icon-gallery
icon-prev 1 2
関連記事
あなたにおすすめ

この記事のライター

おとなの週末Web編集部
おとなの週末Web編集部

おとなの週末Web編集部

最新刊

全店実食調査でお届けするグルメ情報誌「おとなの週末」。3月14日発売の4月号では、「おにぎりとおべん…