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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・浅草のガレットとシードルの専門店『フルール ド サラザン』です。

※コロナ禍で外食が自粛・縮小されている状況ですが、ぜひ知っておいて欲しい飲食店を、ご紹介しています。

浅草発蕎麦飲みの新しいかたち

シードルの盟友・ガレットは、ペタッとした扁平型でおなじみ。しかしこの店のそれは、玉子焼きのごとき立体的なかたちを誇る。シードルが注がれる先は、蕎麦猪口(ちょこ)に似たグラス。

黒ガレット 海藻バター 680円、オリジナル(カネシゲ農園)グラス 950円

『フルール ド サラザン』(左)黒ガレット 海藻バター 680円(右)オリジナル(カネシゲ農園)グラス 950円 長野のサイダリー(サイダーの醸造所)の定番、ビール酵母で醸すゴクゴク飲める一杯 

一瞬、蕎麦飲みしている感覚に陥るが、その錯覚はもちろん正解だ。店内の石臼で毎日自家製粉する、グルテンフリーの国産蕎麦粉100%使用のガレット。それはまるで十割蕎麦のように、力強い香りを放つ。

「世界一の栽培技術を誇る高品質な日本の蕎麦とリンゴ、それで作るガレットとシードルの組み合わせを浅草から発信したかったんです」と、玉越さん夫妻。

夫の幸雄さんは日本のガレットの先駆け『ル ブルターニュ』のフランス・ブルターニュ支店でキッチン責任者を務めた人。妻・友香さんは、フランスの醸造所で2年、シードル造りを学んだ。

メニューに並ぶ30種以上の国産シードルは夫妻が訪れた醸造所の銘柄ばかり。その情熱に耳を傾けつつ、新しい蕎麦飲みのかたちを体感しよう。

『フルール ド サラザン』

[住所]東京都台東区西浅草2-14-2 インパレス11階
[電話]03-6876-1851
[営業時間]11時45分~14時LO、17時45分~22時LO
[休日]不定休(公式Instagramで告知。ID:@fleurdesarrasin)
[交通]地下鉄銀座線田原町駅3番出口から徒歩5分

撮影/西崎進也、取材/岡野孝次

※2022年10月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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