「野菜倶楽部 oto no ha Cafe(オトノハカフェ)」は、緑豊かな高台にある有機野菜を使った料理が評判のカフェです。森のような庭園で初夏に舞う蛍が有名な「ホテル椿山荘」に隣接し、落ち着いた雰囲気の街並みに溶け込んだ瀟洒な建物の店内は、大きな窓から木々を眺められ、都会にいることを忘れてしまうような心地よい空間となっています。ランチメニューや行楽シーズンにおすすめの楽しみ方など開店10周年を迎える人気カフェの魅力をご紹介します。
産地直送の有機野菜を使ったランチやスイーツも
「野菜倶楽部 oto no ha Cafe」は、2013年5月にオープン。地下鉄有楽町線「江戸川橋駅」から目白坂下通りを上がり徒歩10分ほどの場所にあり、地下鉄副都心線「雑司が谷駅」、都電荒川線「鬼子母神前駅」などアクセス手段も豊富です。
街路樹が美しい目白通りを挟んだ真向かいには、丹下健三が設計した荘厳な建築が美しい「東京カテドラル聖マリア大聖堂」があり、近くには、神田川沿いの肥後細川庭園や永青文庫など、散策しながら新緑の景観を楽しめるエリアに位置して、休憩するのにも最適なスポットです。敷地内には、ガーデニング用品や草花の苗などが買える「グリーンショップ音ノ葉」があります。
カフェでは、”おいしくて安全なもの”をコンセプトに、雄大な富士山を望む静岡県富士市の直営農場「オトワファーム」で育てられた農薬や化学肥料を一切使わない野菜を使った料理やスイーツを味わえます。
ランチの人気メニューにはハンバーグや、期間限定の有機キウイフルーツを使ったタコライスがありますが、中でもおススメしたいのは、「チョップドサラダ サウザンドレッシング」(1800円、スープ、ドリンク付)です。野菜のほかエビや生ハム、アボカドなど一皿に10種類ほどの食材が入っているご馳走サラダ。ドレッシングは、旬の野菜を使用した野菜ドレッシングとサウザンドレッシングの2つの味が楽しめます。
クローズタイムがないので、オーガニックコーヒーなどのドリンクや、旬のフルーツを使ったゼリーやタルトなどヘルシーなスイーツは何時に来ても楽しめるのは嬉しいですね。
料理長おすすめの料理は、「本日のスープ」(700円/夜メニュー)で、客のリピート率も高いそうです。直営農場があるからこそできる、有機野菜を贅沢に使用したポタージュスープです。
野菜は週に2回のペースで約15種類ほどカフェに届き、店内でも購入することができます。取材時には、キャベツや大きな筍がありました。安心・安全の食事を求めて、子供連れの家族も多いそうです。