岐阜県の南東部に位置する土岐市(ときし)。鉄道で名古屋駅まで約40分、車では高速を使って約45分と都心まで1時間圏内にありながら、緑に囲まれた自然豊かな町だ。また、1400年以上の歴史がある美濃焼の産地としても知られている。
グループ結成は土岐市の風習“二日とろろ”がきっかけ
筆者も土岐市に美濃焼のイメージしかなかった。そんな中、2023年3月、土岐市の飲食店が「土岐のじねんじょ食堂」なるグループを結成し、自然薯を使ったメニューを提供しているという。
「土岐市では、お正月の2日に自然薯をすり下ろしたとろろご飯を食べる“二日とろろ”という風習があります。お正月のみならず、1年中この大地の恵みを多くの人々に味わっていただきたいとの思いからグループを結成しました」(土岐市観光協会)とか。
そこで今回は、「土岐のじねんじょ食堂」に参加している全8店の自然薯メニューを一挙公開!
まずは、天然自然薯を使った料理が自慢の『みくに茶屋』。
中でもすり下ろした自然薯を海苔で包み、自家製ダシ醤油につけていただく「じねんじょの刺身」(1200円)は、天然の自然薯ならではの風味や食感を存分に堪能できる逸品。
■『みくに茶屋』
[住所]岐阜県土岐市鶴里町柿野3038-1
[電話番号]0572-52-3374
[営業時間]10時〜16時※当日分の自然薯がなくなり次第終了
[休日]第1・3木、金
『Resto』は、豊富に揃うウイスキーや季節のフルーツを使ったカクテルが人気のバー。
お酒とともにぜひ味わいたいのが、スライスした自然薯を油で揚げた「じねんじょチップス」(600円)。濃厚な味と香りがクセになる。
■『Resto』
[住所]岐阜県土岐市泉岩畑町2-61
[電話番号]0572-56-7739
[営業時間]19時〜翌1時
[休日]月