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第5位『万年湯』 @新大久保

旅気分も味わえる 軟水風呂がやさしい新大久保の「隠れ湯」

『万年湯』「お客様が心落ち着ける空間にしたい」(武田さん)と、装飾などはごく控えめに。井戸水を軟水にしているため、風呂上りの肌は驚くほどしっとり

[住所]東京都新宿区大久保1-15-17
[電話]03-3200-4734
[営業時間]15時~24時(最終受付23時半)
[休日]土
[交通]JR山手線新大久保駅から徒歩5分

【日常として浸かれる 落ち着く空間に】

にぎわう新大久保の大通りから、一本路地を入る。さらに角を曲がった先に『万年湯』が現れる。「ちょっと奥まっているのがいいでしょう。だから、うちは『都心の隠れ湯』を謳ってるんです。それに私の名前が名前なもので……」。そう言って少しにやっとしたご主人。名刺を見ると、んん、「武田信玄」さん?「のぶよしと読みますが漢字は同じです」。なるほど、「信玄の隠れ湯」。粋ですね。1961年創業。変貌する新大久保の街で営み続け、2016年に全面リニューアル。

『万年湯』脱衣場はレトロな灯が温かい雰囲気

設備は新しくしつつ、木を生かした落ち着く脱衣場、白を基調としたタイル絵。品のよい、落ち着く空間だ。「お客さまが疲れない、オーソドックスな銭湯というのが一番でした」と武田さん。大きな転換は、軟水化させる機械を導入したこと。湯質の劇的な変化は想像以上だったという。実際に湯に浸かってみると、入っているみなさん、くつろいだいい顔をしている。湯から出て肌をなでると、ほんとうにしっとり、入る前とまったく違うのだ。

つるつるの肌をなでつつ、ご機嫌で韓国料理『美名家』へ。「ヤムニョムホタテ」や「セリのチヂミ」がおいしい。合わせて飲むのはマッコリ。「隠れ湯」で肌をしっとりさせ、内側から乳酸菌。これはちょっと人に教えたくないような……いやいや、ぜひ一度お試しあれ。

『美名家』 @新大久保

しっかり食事も可の大衆韓国料理店

落ち着いた雰囲気と細やかなサービスがいい。にぎやかな店が多い新大久保で、大人におすすめの一軒だ。量は多めなのでできれば3、4人でいろいろ食べたい。ポッサムも人気だ

ヤンニョムホタテ 2200円、マッコリサワー 680円、セリチヂミ 1650円

『美名家』(左奥)ヤンニョムホタテ 2200円、(右)マッコリサワー 680円、(手前)セリチヂミ 1650円

[住所]東京都新宿区大久保1-9-17 寿ビル2階
[電話]03-3203-4088
[営業時間]11時半~15時、17~22時
[休日]月・火
[交通]JR山手線新大久保駅から徒歩8分

撮影/西崎進也(常盤湯、田口屋、三徳、東京浴場、西小山、みんみん、梅の湯、梅京、天ふじ)、鵜澤昭彦(一の湯、たつや、BarCafe チロル)、小島昇(万年湯、美名家)、取材/本郷明美

※2023年6月号発売時点の情報です。

※全国での新型コロナウイルスの感染拡大等により、営業時間やメニュー等に変更が生じる可能性があるため、訪問の際は、事前に各お店に最新情報をご確認くださいますようお願いいたします。また、各自治体の情報をご参照の上、充分な感染症対策を実施し、適切なご利用をお願いいたします。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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