本誌『おとなの週末』で連載している、声優・茅野愛衣さんの「コヨイのカヤノ」。そのコラムを補完する内容をWebで展開しています。第12回目となる今回は、広島へ出かけたときのお話。新幹線での楽しみ方も出てきます。
画像ギャラリー4月上旬、プライベートな要件で広島に行ってきました。コロナ禍でなかなか遠出がしにくかったのですが、少しずつお出かけを楽しみたい今日このごろ(静岡への取材は2023年6月15日発売号で紹介します)。そして、せっかくなので、旅先で出合ったおいしいものをみなさんにシェアしていきたいと思います!
カヤノ流居酒屋新幹線
まずは新幹線内でのものを。江●(●:山へんに立つさき)マネージャーから“居酒屋新幹線”なる言葉を教えていただきまして。これ、お酒を含めいろいろと買い込んで乗車。新幹線の座席を自分だけの小さな居酒屋に見立てて楽しもうというもの(ドラマにもなったみたいです)。
「プリッツ」のサラダ味を懐かしすぎて思わず購入です(笑)。それと共に楽しむお酒には、ネストビールのラガーです。
そして東京駅内の『はせがわ酒店』に立ち寄って、東京駅酒造さんのどぶろくをグビリ。お米の栄養をたっぷり吸収できる感じで、よき! です。幸先の良いスタートになりますが、旅の前に飲みすぎないように注意も必要です。
そして購入したのはラベルの可愛さで選んだ「酔鯨 純米吟醸」(高知県・酔鯨酒造)。そして、プラカップも。プラカップはかなり美しい仕上がりで、お酒がさらにおいしくなりそうな感じです。
まずは広島焼きで一杯
さて、居酒屋新幹線を降り、広島ではお好み焼きと牡蠣焼きを堪能です。ぷっくりと丸いフォルムが可愛らしいお好み焼きも、やはり香ばしく焼かれぷっくり膨らんだ牡蠣も、どちらも『電光石火』というお店のもの。お好み焼きにも牡蠣焼きにも、ビールが合う~。
駅ビルの酒屋で地元のお酒を呑む
さらに、広島の駅ビルに入っている酒屋さんで、「海風土(シーフード)」と「立春しぼり BIHO」(どちらも広島県・今田酒造本店)という地酒もいただいちゃいました。
白麹を使った「海風土」は以前にも飲んだことがあるのですが、こっくりした旨みに爽やかな酸味もあっておいしかった~、確かに魚介にすごく合いそうです。
「立春しぼり」はその名前の通り、2月4日に絞った生原酒でフレッシュな味わい。ただし、私が味わったのは4月。そこに旨みが少しのっている気がしました。どちらもよき! です。
帰りは喫茶新幹線に
そして帰路についたわけですが、かなり満腹だったので、居酒屋ではなく喫茶店にチェンジ(笑)。アイス感覚で食べられる、冷たい焼きプリンの「カタラーナ」(立町カヌレ)と、バターのケーキ「ケーク・オ・ブール」(バッケン・モーツアルト)を購入です。
特に「ケーク・オ・ブール」は地元広島の牛乳から作る旨みたっぷりのバターケーキで、コーヒーと好相性。でもですね、この味わいならウイスキーで合わせるのもありだなぁ、なんて思いながら東京に帰ったのでした。
ちなみに、『電光石火』さんは東京駅一番街の地下に、『立町カヌレ』さんは丸の内ビルディングの地下に店舗があるみたいです。
さて、最後にもうひとつ。こちらは広島ではなく都内です。旅もですが、数人で出かけられようになったものうれしいですよね。というわけでアニメ『この素晴らしい世界に祝福を!』で共演している声優の福島 潤さん、雨宮 天さん、高橋李依さんと私の4人で原宿に遊びにも行ってきました!
写真はその時、みんなで食べたクレープです。私が食べたのはどれかわかりますか?
ヒント:私の注文したクレープだけ、生クリームが入っていません。
クレープはお砂糖とバターだけでもいいくらい、シンプルな方が好きなんです~。チョコバナナとかイチゴも捨てがたいのですが、小麦のおいしさを存分に味わいたいのかも、です。次に食べるなら、塩バターキャラメルとかもいいなぁ。また、みんなと食べにいきたいです。
茅野愛衣(かやの・あい)/9月13日生まれ。『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(本間芽衣子/めんま)、『この素晴らしい世界に祝福を!』(ダクネス)『冴えない彼女の育て方」(霞ヶ丘詩羽)などさまざまな作品に出演。現在放送中の『デリシャスパーティ●プリキュア』にキュアフィナーレ役で出演中のほか、YouTubeでは日本酒を中心にお酒を楽しむ番組『かやのみ』も配信している。
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