JR名古屋駅構内にある『名古屋驛麺通り』が、夏季限定メニュー「夏麺」の提供を開始。全7店8品すべてをお見せします。
画像ギャラリーJR名古屋駅構内で7軒のラーメン店が軒を連ねる「名古屋驛麺通り」。北は北海道、南は九州・博多のご当地ラーメンが楽しめるとあって、開業から20年以上経つ今も連日多くの客で賑わっている。
足繁く通うファンにとって欠かせないのが、夏と冬の年2回、各店の店長が試行錯誤を繰り返して完成させた限定メニューだ。
2023年6月、夏を彩る「夏麺」が登場し、早くも話題を呼んでいる。そこで今回は、「名古屋驛麺通り」全7店で提供される「夏麺」を一挙に紹介しよう。
サルサソースや八丁味噌……。趣向を凝らしたメニューがズラリ!
「つけめん」や「辛辛魚らーめん」が人気の『麺処 井の庄』では、大好評のまぜそばにメキシカンテイストを掛け合わせた暑い夏にぴったりの「まぜそばメキシカン」(1100円追い飯無料)を提供。
ワシワシとした食感の太麺にタレの旨みとサルサソースの酸味、辛味が絡み合う、唯一無二の味わいだ。
濃厚なゴマの風味とラー油の辛みのバランスが秀逸な担々麺専門店『しゃち福』。ここでは、愛知県岡崎市特産の八丁味噌を使ったピリ辛の「しゃち福式 八丁味噌ジャージャー麺」(1000円)を用意。
自家製甜麺醤のコクとたっぷりの夏野菜、ミョウガとゴマの風味がクセになる、夏にぴったりの一杯だ。
国内産煮干が効いた淡麗系スープが自慢の『喜多方らーめん 蔵まち』では、なんと2種類の「夏麺」を用意している。
まず、1つ目はローストビーフをたっぷりとのせた「ローストビーフ冷やしらーめん」(1000円)。平打ちの縮れ麺に和風の醤油スープを合わせ、鬼おろし大根と刻みわさびでさっぱりとした味わいに仕上げている。
もう1つは、香ばしく焼き上げた喜多方名物の塩川鶏もつをトッピングした「塩川鶏もつの冷やしらーめん」(1000円)。キンキンに冷えたスープと塩川鶏もつは相性抜群。ピリ辛ネギと揚げニンニクも高アシスト。こちらは17時からの提供となる。
食欲が失せがちな暑い季節でもおいしく食べられる「夏麺」の数々
北海道・函館の塩ラーメンが名物の『函館らーめん 醐りょう』。こちらで提供されるのは、しじみ出汁ベースのスープで味わう「貝出汁ホタテ冷やしらーめん」(1000円)。
麺の上にのるのは、たっぷりのベビーホタテとミョウガ、ネギ、大葉など。暑くて食欲の失せがちな夏場でもおいしく食べられそうだ。
キレのある豚骨醤油スープが特徴の『和歌山らーめん きのかわ軒』が用意しているのは、「南高梅の青じそ冷やし中華」(1000円)。
和歌山県産南高梅に釜揚げしらす、柔らかジューシーな鶏チャーシューをのせた青じそ香る一杯だ。
『札幌らーめん ほくと亭』は、北海道産の味噌スープを焦がし玉ねぎラードで覆った濃厚な味噌ラーメンが看板メニュー。
ここの「夏麺」は、魚粉を添えた自慢の味噌スープに大きな角煮と太メンマ、煮玉子をトッピングした贅沢な「味噌つけ麺」(1100円)。さらには台湾ミンチで味変も可能。札幌と名古屋がコラボした究極のつけめんだ。
最後は、今や九州・博多を飛び出して日本国内のみならず、世界中にファンを獲得している『博多ラーメン 一風堂』。ここでは、「太つけ麺 特製黒香油添え」(1050円)を用意。
とんこつ×魚粉の風味豊かな濃厚ダレ、そしてさらに特製黒香油を使った味変で2度楽しめるのがウレシイ。
「夏麺」の提供は、2023年8月31日(木)まで。地元在住の方は、めざせ全店制覇! お盆休みで帰省される方もぜひ立ち寄っていただき、お気に入りの一杯を探してみては?
取材/永谷正樹
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