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『モヒートバー ミントリーフ』 @六本木

搾りたてサトウキビジュースのやさしい甘さ

夏のカクテルの代表格は?そう、真っ先に思い浮かぶのがモヒートだ。何とこの店はモヒートだけで約120種。王道の味はもちろん、スパイス系からデザート系まで、あっと驚く変わり種もあったりして楽しいったらない。

【真夏の果実】ラズベリーモヒート 1650円、パッションフルーツモヒート 1980円、ココナッツ&パイナップルモヒート 1980円

『モヒートバー ミントリーフ』(左から順に)ラズベリーモヒート 1650円、パッションフルーツモヒート 1980円、ココナッツ&パイナップルモヒート 1980円 フルーツ系は色をきれいに見せるためホワイトラムで作る。他にも素材の種類によってシャンパンなどでアレンジ

店名を冠した看板モヒートは注文を受けてから店内の圧搾機で搾るサトウキビジュースを使うのが特徴。自然な甘みがミントの清涼感とライムの酸味にマッチ、夏バテも吹っ飛びそうだ。フレッシュフルーツ系も多彩で、どれも甘みと酸味のバランスを重視して作っているそう。全制覇、目指しちゃう?

『モヒートバー ミントリーフ』

[住所]東京都港区六本木4-4-4 メゾン六本木1階ミッドタウン側
[電話]03-5411-2444
[営業時間]18時~翌4時
[休日]無休
[交通]都営大江戸線ほか六本木駅A7出口から徒歩1分

『Bar Misty』 @銀座

フルーツカクテルを通じて全国の特産品をPR

それは果物の魅力をカクテルに昇華させた飲む芸術。アーティストはフルーツカクテルの第一人者、店主の三澤さんだ。全国各地の旬の果物は自身が最もおいしいと思う生産者から仕入れるそうで、ゆえに「大事なのは信頼関係」とのこと。揺るがぬ姿勢は素材のパワーあふれる1杯を味わえばわかるだろう。

【真夏の果実】兵庫県宍粟市産「札幌キングメロン」のクリームソーダ 2200円

『Bar Misty』兵庫県宍粟市産「札幌キングメロン」のクリームソーダ 2200円 果物の産地や生産者は時期により変わる

注目したのは赤肉メロンとラムで作るクリームソーダ。夕焼けのようなやさしい橙色とぽっかり浮かぶバニラアイスが郷愁を誘い、飲めば果肉の甘みの奥からラムの香りと炭酸弾ける大人の味わい。夏の夜にピッタリだ。

『Bar Misty』

[住所]東京都中央区銀座7-6-5石井紀州屋ビル3階
[電話]03-6264-6845
[営業時間]18時半~翌3時、土18時~23時
[休日]日・祝
[交通]地下鉄銀座線ほか銀座駅B3出口などから徒歩4分

『トーキョーサワースタンド』 @神楽坂

果物を惜しげもなく使ったピュアなサワー

ちょっと一杯、サワーでビタミンチャージ。そんな気軽な気分で立ち寄れる大人のスタンドが神楽坂の路地にあるのをご存じ?地元の八百屋「神楽坂野菜計画」から仕入れる果物や野菜は品質抜群。完熟具合や糖度を見極めて配合を調整し、なるべく加糖しないようピュアな味を追求している。

【真夏の果実】まるごとキウイサワー 830円、季節のフルーツサワー 950円、魅惑のパイナップルサワー 880円

『トーキョーサワースタンド』(左から順に)まるごとキウイサワー 830円、季節のフルーツサワー(写真はスイカ) 950円、魅惑のパイナップルサワー 880円 強炭酸と焼酎で作る人気サワー

国産無農薬レモンやキウイのサワーなど定番15種のほか、旬限定の味は常時2~3種。夏ならスイカが人気だ。惜しげもなく使う果肉と強炭酸が喉の渇きをスカッと回復。カスタマイズできるポテトと合わせれば、もう無敵!

『トーキョーサワースタンド』

[住所]東京都新宿区神楽坂3-1-26 MSビル1階
[電話]03-6457-5250
[営業時間]17時~23時(22時LO、ドリンク22時半LO)、※土・日・祝は14時~
[休日]月
[交通]地下鉄南北線ほか飯田橋駅B3・B4出口から徒歩4分

『酒肴あおもん』 @五反田

名物アジフライに檸檬ビアー!が今年は来る?

サックリ軽い衣の肉厚アジフライ。しっとりレア加減の「半熟」とふんわり揚げた「完熟」の2種の味が看板だが、それにはやっぱりアレの出番でしょ。ビール?い~や今回の推しはちょっとひと捻りした「檸檬ビアー」。

【爽快な果実】アジフライ半熟・完熟ハーフ&ハーフ 1408円、檸檬ビアー 770円

『酒肴あおもん』(奥)アジフライ半熟・完熟ハーフ&ハーフ 1408円、(手前)檸檬ビアー 770円 檸檬ビアーはレモンの酸味とほのかな甘み。アジは長崎・松浦産を主に仕入れる

これ、レモンの皮を焼酎に漬け込んだ自家製のレモンの酒とビールを合わせたもので、ビール離れを解消すべく考えたオリジナルなんですと。ほろ苦さと柑橘感の相乗効果でゴクゴク飲め、揚げ物に合わない訳がないんだってば。青魚などの刺盛には酒粕で仕込む粕取焼酎を使った「吟醸サワー」も合う!

『酒肴あおもん』

[住所]東京都品川区西五反田2-31-4 KKビル地下1階
[電話]03-6417-0636
[営業時間]17時半~23時半(22時半LO)
[休日]無休
[交通]JR山手線ほか五反田駅西口から徒歩5分

撮影/小島昇(味とめ、まるば、つねまつ久蔵商店、ミントリーフ)小澤晶子(そのだ)、西崎進也(Bar Misty、トーキョーサワースタンド)、鵜澤昭彦(酒肴あおもん)、取材/菜々山いく子(味とめ、まるば、そのだ、つねまつ久蔵商店)、肥田木奈々(ミントリーフ、Bar Misty、トーキョーサワースタンド、酒肴あおもん)

2023年8月号

※2023年8月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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おとなの週末Web編集部
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