アメ横のガード下で70年 黄色い中華麺が力強いスープに絡む 東京・上野『珍々軒』

湯麺(タンメン)850円 満足感充分の野菜とスープの組み合わせは麺なしでの注文も可(100円引き)

全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・上野の中華料理店『珍々軒(ちんちんけん)』です。 シャキシャキ野菜とスープのコクが力強い旨さ ガード下に張り出した店先で、アメ横ら…

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全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・上野の中華料理店『珍々軒(ちんちんけん)』です。

シャキシャキ野菜とスープのコクが力強い旨さ

ガード下に張り出した店先で、アメ横らしい雑踏を感じながら注文。ほどなく提供されたタンメンには、もやし、キャベツ、ニラ、玉ねぎ、にんじんと豚肉がどさっと乗る。野菜は注文ごとに迅速にラードで炒められ、シャキシャキ感が魅力的。

湯麺(タンメン)850円

『珍々軒(ちんちんけん)』湯麺(タンメン)850円 満足感充分の野菜とスープの組み合わせは麺なしでの注文も可(100円引き)

そして塩味のスープと絡んだところを豪快にワシワシ。スープはベースの鶏の旨みに豚のコクを感じさせながらシンプルに旨い。ケレン味なくも力強さを感じさせる味だ。黄色い中華麺が小麦の香りを感じさせ、スープに絡む。豚バラチャーシューのつけダレをカエシに、ゴマ油も少々。食後に力が漲るような満足感。町中華の枠を超えた傑作だ。

『珍々軒(ちんちんけん)』

撮影/小島昇、取材/池田一郎

※店舗情報は、画像ギャラリーでもご覧いただけます。

※2023年2月号発売時点の情報です。

※写真や情報は当時の内容ですので、最新の情報とは異なる可能性があります。必ず事前にご確認の上ご利用ください。

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