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焼いた 喰った 泣いた! 嗚呼夕食

さて『THE GLAMPING箱根十国峠』には超絶景と並ぶ売りがもうひとつある。

それが料理だ!! さぁ「料理」という単語の登場で、俄然『おとなの週末』っぽくなってまいりました!

夕方5時過ぎ。保冷ケースに入った夕食がヴィラに届けられる。

すでに調理済みの料理。そしてダッチオーブン的な鉄鍋を使う料理(これが2種も!)、そしてなんつったってデッキスペースのBBQグリルで楽しむBBQの食材がドーンと届く。届いた瞬間に、食べる前から、

「あ~今日の夕食は最高!」

誰もが確信するはずですよ。そのくらい食材だけでグッとくる。

そんなグッとくる食材の一部を並べて撮影いたしました! これをこれから調理して食べるんだぜ。そんなの楽しいに決まってんじゃん
そんなグッとくる食材の一部を並べて撮影いたしました! これをこれから調理して食べるんだぜ。そんなの楽しいに決まってんじゃん

そんな本日の夕食の1品目は「前菜盛り合わせ」

スモークサーモンやボローニャソーセージ、スモークチーズなどが、田の字型2段の杉の器に盛られとりまして、ハッキリ言う。これだけで白ワイン1本いける

前菜盛り合わせ(以下、料理写真は2人前)
前菜盛り合わせ(以下、料理写真は2人前)

続きまして、早くも超高級食材の御降臨でございます。「活アワビと相模国(神奈川県)産サザエのロースト」だ!

調理素材も十国峠から見渡せる地域産を使うというこだわりでございますが、活アワビとサザエ。これはもうシンプルにBBQグリルで焼くだけで間違いない! 行く気なら白ワインもう1本いけるなァ。

説明するのもヤボですが、焼いております活アワビ、そしてサザエでございますッ!
説明するのもヤボですが、焼いております活アワビ、そしてサザエでございますッ!

お次は「フランスの風薫る チーズブイヤベース&リゾット」

ちなみに素材とは別にブイヤベースのスープといいますかダシも保冷ジャーみたいな容器に入れられて届くし、簡単なレシピも部屋に置いてあるので、その通りに作ればなんの心配もなし。

大ぶりなエビとサーモンは、もちろんその味もたまらんが、その旨みが溶けだしたスープはさらにたまらん。

エビにサーモン、ムール貝。考えてみりゃブイヤベースってフランスの漁師の鍋が発祥らしいんで、こうやってアウトドアで食べるのが正解なのかも
エビにサーモン、ムール貝。考えてみりゃブイヤベースってフランスの漁師の鍋が発祥らしいんで、こうやってアウトドアで食べるのが正解なのかも

ちなみにこの料理は最後に残ったスープ(残らなくても追加用のスープも別に届く)でリゾットを作り、締めに食べるという心憎いコース構成。

さっき書いたたまらん魚介旨み染み出すスープを、今度は米に染み込ませて余すところなくいただけるのであった。

そしてこの料理は届いた時から手が込んでたなァ~、「武蔵国(埼玉県)産 麦豚のフラワー鍋」

豚の薄切りとニンジンのスライスをロール状に巻いて、鍋の中にキレ~に並べてあるの。

まさに「フラワー鍋」という、後はダシを注いで煮るだけの、このキレ~な状態で届きます
まさに「フラワー鍋」という、後はダシを注いで煮るだけの、このキレ~な状態で届きます

薄切り肉を巻いて並べてくっていうのは、見た目だけの良さだけじゃなくて、熱も通りやすく、なおかつ旨みが溶け出やすいって効果があると思うんですよね。だから肉と一緒にこのスープをいただけば、口中は豚肉の滋養分溢れる旨みと豚脂ならではの力強さが充満し、これぞ豚味天国!

フラワー鍋を加熱し、食べる一歩直前の状態。ちょっと食べるのもったいないくらいの美しさ
フラワー鍋を加熱し、食べる一歩直前の状態。ちょっと食べるのもったいないくらいの美しさ
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生きてて行ける天国ってあるんですね……...
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