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大竹市では紙漉き体験、工場夜景なども体感

広島県の西、山口県との境にある下瀬美術館周辺には広島ならではの美に触れるスポットが点在している。

「大竹コンビナート」は夜を彩る工場夜景でも有名。日本製紙、三菱ケミカルなど世界規模の企業の工場が集まっている日本初の石油化学コンビナートなのだ。日が落ちると沿岸一帯が光り輝き、化学会社のダイセルの工場など目の前で鑑賞できる撮影スポットも。

光の城のように輝くダイセルの工場は、人気のフォトスポット

ぜひトライして欲しいのが亀居城跡にある亀居公園まで登り、見下ろす夜景の撮影体験。車では登りにくい遊歩道で、かつ暗い山道なので懐中電灯はマストで、なかにはヘッドライトをつけて上る人も。汗を流した分、宝石を散りばめたような絶景に心が震えるだろう。全国的にも珍しい、山の上から見下ろす夜景コンビナートの撮影スポットとして知られている。

亀居公園の上から見下ろす大竹コンビナート

下瀬美術館から車で10分ほどの場所にある「おおたけ手すき和紙の里」もユニークだ。気軽に紙漉き体験ができる施設なのだが、自家栽培のコウゾの栽培、加工、紙漉きまで、保存会が一貫して請け負っている。炎天下でのコウゾの芽かき、刈り取りなどボランティアを募り、保存会の一員として作業し、紙すきの工程の一環に貢献できる。なかには年間を通して、季節ごとに訪れ、このプロジェクトを支えている人もいるそう。

昔ながらの紙漉きを保存する「おおたけ手すき和紙の里」
古民家を生かした工房。コウゾの栽培から手掛け、すべて手作業で和紙を製作
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駅前に突如、人工ビーチが!冒険を支えるモンベルのショップも...
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おとなの週末Web編集部
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