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終点「本牧車庫前」

バスは本牧通り沿いに延々、走っていたが途中、「和田山口」バス停で乗客はどっと降りた。途端に車内はガラガラ、の様相を呈した。見ると『イオン本牧店』最寄りのバス停らしい。そりゃ住民からしたら、ここに通うのも生活の一部みたいなモンなのでしょう。

バスはその後、これまで走って来た通りを外れぐねぐねと曲がり出した。住宅街の中を抜けたかと思うと、頭上を首都高の高架が走る大通りに出、それ伝いに暫く走ったがまたも右折して、ぐるりと回り込むようにして終点「本牧車庫前」バス停に到着した。

本牧車庫前で降ります

「本牧車庫」(横浜市交通局本牧営業所)はその名の通り、横浜市営バスの車庫。首都高を上り下りするランプウェイの下に、線路の高架下店舗みたいに、敷地があった。なるほど、土地の有効活用ですな。

本牧営業所

住宅街の中を歩き出した。取り敢えずはさっきの『イオン本牧店』まで戻ってみましょう。

周りは普通の住宅街だけど見た感じ、建ってそんなに間のない家ばかりのように映る。ここも元軍の施設で、払い下げられて住宅街になったから同じ年代の家ばかり、ということなんでしょうか。

イオン本牧店

そんなことを考えながら戻ってみたら、イオンの手前にハワイアンダイニング&カフェ『ラ・オハナ』があった。おおぅ〜、アメリカン! と言いたいとこだけどここ、『すかいらーく』の系列なんですよねぇ(笑)

ラ・オハナ 横浜本牧店

その道向かいには、いかにも古そうな煉瓦造りの建築物の上に、近代的なビルが乗っかった建物があった。これ、少なくとも下の部分は米軍関連の施設だったんだろうなぁ。やっとそっち方面の名残を発見できたぞ。

煉瓦造りの建築物

『イオン』の中も覗いてみたが当然、普通のショッピングモール。まぁさっきの乗客の降り具合から想像がついた通り、平日なのに人が多かったですけどね。地元の人々にとって、重要な生活の場なんでしょう。

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西村健
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